新生小久保ソフトバンクvs.吉井ロッテの”和歌山出身”指揮官対決に注目! 【和歌山出身のプロ選手一覧】
今シーズンからソフトバンクの指揮を執る小久保裕紀監督が、地元の和歌山県庁を表敬訪問したことが報じられた。その際に「吉井(理人監督)さん率いるロッテとパ・リーグをともに盛り上げられるように」とコメントしたという。 【一覧】和歌山県の高校出身 2024年シーズン現役NPBプレーヤー 小久保監督は星林、吉井監督は箕島の出身だが、NPB現役プレーヤーにも和歌山県の高校出身者はいる。 そのなかで、春夏の甲子園で合計4度の優勝を誇る智辯和歌山のOBが多い。このオフにヤクルトへ移籍した西川 遥輝外野手や、2021年ドラフト会議で広島から1位指名を受けた黒原 拓未投手、今シーズンレギュラー獲りを目指す日本ハム・細川 凌平内野手ら9人となっている。 智辯和歌山に続くのが市立和歌山だ。ヤクルトで代打の切り札として君臨する川端 慎吾内野手に、ロッテの守護神・益田 直也投手のベテラン勢、そしてDeNA・小園 健太投手とロッテ松川 虎生捕手のドラフト1位コンビと合わせて、4人がプレー中だ。 その他では、箕島ではDeNA・中川 虎大投手、県和歌山商ではロッテ西村 天裕投手、和歌山東ではソフトバンク・津森 宥紀投手。さらに、日高中津出身のオリックス・入山 海斗投手、田辺出身の広島・新家 颯投手、そして昨年のドラフト会議で高野山出身の尾田 剛樹外野手が中日育成3位で指名された。 このように合計19人の和歌山県の高校出身者が、今シーズンNPBでプレーする。なかでも注目したいのが、吉井監督率いるロッテに所属する、通算250セーブまであと32セーブと迫っている益田に、東妻 勇輔投手(智辯和歌山出身)、西村の中継ぎ陣。そして小久保監督率いるソフトバンク・津森だ。4投手とも勝ちパターン入りが期待される存在。故郷の大先輩のもとで、チームを上位に導く投球をすることに期待がかかる。