ヤンキースの大砲アーロン・ジャッジがメジャー自身初の退場処分 見逃し三振の判定不満口にする 今季は打率2割9厘
◆米大リーグ ヤンキース―タイガース(4日・米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム) ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が4日(日本時間5日)、本拠のタイガース戦で退場処分を受けた。ジャッジ自身にとってはメジャー初めてのハプニングとなった。 この日タイムリー安打を放つなど2安打していたジャッジ。7回1死、フルカウントから左腕ホルトンの外角球を見逃したが、ブラックリー球審の判定はストライク。「まさか」といった表情のジャッジは、不満を口にしながらベンチに戻ろうとしたが、それを聞いたブラックリー球審が「退場」の宣告。ブーン監督も詰め寄って抗議するも、もちろん受け入れられずにベンチに消えた。 2022年に62本塁打のア・リーグの年間最多本塁打の新記録でMVPに輝いたジャッジだが、今季はまだ調子が上がらずここまで打率2割9厘、6本塁打、19打点。地元ヤンキースタジアムでブーイングを浴びることもあった。
報知新聞社