復興後押しに!能登の特産品や輪島塗など石川から14社出店「北陸4県物産展」浜屋百貨店で開催《長崎》
NIB長崎国際テレビ
北陸4県のの海の幸や酒、工芸品など自慢の特産品が集まりました。 能登半島地震や豪雨災害の被災地を応援しようと、長崎市の百貨店で物産展が開かれました。
とろけるような食感の「のどぐろ」を使ったぜいたくな押し寿司に、 柔らかさと甘みが特徴、福井のブランド牛「若狭牛」のステーキ重。 お酒や、和菓子など盛りだくさんです。
10日から長崎市の浜屋百貨店で始まった「北陸4県物産展」。 石川、新潟、富山、福井から33社のグルメや工芸品が集まりました。 (長崎市民) 「おいしい。ホタルイカの置き漬け(を食べた)」
(長崎市民) 「やっぱり一年前とは思えないくらいの惨事だから、元気をあちらにという気持ちできた」
物産展は、去年の能登半島地震や、9月の豪雨災害の被災地への復興を後押ししようと開かれ、大きな被害を受けた “石川からは14社” が出店しています。 創業100年を超える「お茶の油谷」は、地震で工場が傾きましたが去年、例年より多い30か所の物産展に出向き、全国から “力” をもらったそうです。
(お茶の油谷 油谷 陽祐 専務取締役) 「石川のこと、能登のことを思ってもらえるようにすることが、今できる最大のこと。加賀棒茶ほうじ茶を用意しているので、ぜひ飲みに来てください」
大規模な火災が発生した “輪島市の朝市通り“ からも。 (坂本漆器店 坂本 顕一代表) 「店は震災の火事で工房も店も倉庫も全焼。(この物産展に)来たかったが、去年は難しかった。今年来れてよかった」
輪島塗のまき絵師 坂本 顕一さんは、これまで3人で行ってきた作業を 今は1人で担い、販売まで手掛けることに。 10日は、輪島塗を目当てに訪れたという買い物客の姿も…。
(長崎市から) 「輪島がだいぶ被害を受けている。輪島に少しでもためになりたいと選んだ」
(坂本漆器店 坂本 顕一代表) 「応援してくれる声はうれしい。頑張って作っているのを見てもらえるだけでもうれしい」 物産展は、今月19日(日)まで 浜屋百貨店で開かれています。