C・ロナウド、マンチェスター・U復権へ自身の考えを語る「すべてを再建する必要がある」
アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏のポッドキャストに出演し、マンチェスター・ユナイテッドの復権への考えを述べた。 【動画|試合ハイライト】C.ロナウドが直接FK弾!アル・フェイハ vs アル・ナスル 24/25シーズン サウジリーグ 第2節 C・ロナウドは名門復権には変化が必要だと考えている。昨シーズン、テン・ハフ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドはFAカップで優勝したものの、プレミアリーグ創設後としてはクラブ史上ワーストとなるリーグ8位でシーズンを終えた。そして、今シーズンはプレミアリーグ第3節を終了した時点で1勝2敗という成績だ。 C・ロナウドは、2021-22シーズンからマンチェスター・ユナイテッドに復帰した。しかし、テン・ハフ監督のもと始まった2022-23シーズンに同監督を批判し、2022年11月にクラブを去っていた。 ファーディナンド氏のポッドキャスト『Rio Ferdinand Presents』に出演したC・ロナウドは、古巣の復権について自身の考えを語った。 「マンチェスター・ユナイテッドはすべてを再建する必要がある。監督はプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグで戦い抜くことはできないという。マンチェスター・ユナイテッドの監督として、そんなことは言えない。それだけのポテンシャルがないとしても、僕はそんなことは言えない。挑戦しないといけないんだ」 そしてC・ロナウドは、今シーズンからマンチェスター・ユナイテッドのアシスタントコーチを務めるルート・ファン・ニステルローイ氏が再建へのカギになると語った。 「ルート(・ファン・ニステルローイ)がテン・ハフ監督の助けになるかもしれない。ルートはクラブのことをよく知っているし、クラブはかつて所属した人たちの言うことに耳を傾けないといけない」 「あなた(ファーディナンド)でも、ロイ・キーンでも、ポール・スコールズでも、ガリー・ネヴィルでも、あるいはサー・アレックス・ファーガソンでもいい。知識がなければクラブを再建できない」 「フットボールを理解しているのは、99パーセント、ドレッシングルームにいた人たちだ。彼らは選手たちとの向き合い方をわかっている。だから、ルートが助けになると信じている。彼はクラブ、サポーターのことはわかっている。監督が彼の言うことに耳を傾ければ、少しは改善できると思う」 またC・ロナウドは、ジム・ラトクリフ氏がマンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーとなってから、クラブが再建への道のりを歩んでいる点について前向きな意見を述べた。 「マンチェスター・ユナイテッドはまだ世界最高のクラブの1つだし、再建には時間が必要だ。ただ、変化が必要なんだ。クラブの構造やインフラ、すべてだ。だからこそ、オーナーがトレーニング施設に投資しているのはうれしい。僕は、クラブの未来は明るいと信じている。根本から再建しなければ、戦い抜くことはできない」
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