鹿児島市中央卸売市場で初競り、66キロのクロマグロが最高値22万110円…市長が鈴を鳴らしスタート
鹿児島市中央卸売市場の魚類市場と青果市場で5日、初競りが行われ、競り人たちの威勢のいい掛け声が場内に響き渡った。 【写真】下関南風泊仮設市場でトラフグの初競り…「袋競り」で競り落とす仲買人ら
マグロやブリ、ハガツオなどが並んだ魚類市場では競りに先立ち、下鶴隆央市長が市場の開設90周年に触れ、「ますます活気に満ちた市場となることをお祈り申し上げる」とあいさつ。競りの開始を告げる鈴を鳴らした。
この日の入荷量は魚類が約75トン(前年比約21トン減)で、青果は約810トン(同約110トン減)。66・7キロのクロマグロが最高値の22万110円(税別)で取引された。
市によると、昨年1年間の総取扱量(速報値)は魚類が約1万8000トン(前年比約3600トン減)、青果が約15万3000トン(同約1万3000トン減)だった。