春高バレーの沖縄代表が決定 男子は西原、女子は首里が全国切符つかむ
「春の高校バレー」として行われる第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)の出場権をかけた沖縄県代表決定戦の男女決勝が4日、豊見城市民体育館(同県豊見城市)で行われ、男子は西原が3年連続28度目、女子は首里が2年ぶり8度目の優勝を果たした。 【写真】優勝を決め、喜びを爆発させる首里の選手たち 本大会は来年1月5日、東京体育館(東京都渋谷区)で開幕。全国切符をつかんだ沖縄代表の2校が「オレンジコート」で頂点を目指す。 男子決勝は一進一退の攻防が続いた。西原は第1セットを22-25で失ったが、第2セットで25-21と奪い返し、速攻をからめたコンビバレーで第3セットも29-27と連取。そのまま主導権を握り、第4セットも25-20とし、美里工を退けた。美里工はサイドの両エースが粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。 女子決勝も序盤から激しいラリーが続くシーソーゲームとなった。首里は第1セットを23-25で奪われたものの、第2セットを26-24で逃げ切ると、第3セット25-22、第4セット25-17と連取。アウトサイドヒッターとオポジット(セッター対角)の両エースの活躍で西原の反撃をかわし、激闘を制した。