【桂川有人の欧州ツアー挑戦記 #7】イングランドで今年ヨーロッパ本土でのベストフィニッシュ! でも「たまたまです(笑)」
DPワールドツアーに参戦中の桂川有人。約1カ月ぶりとなる7回目は約1カ月ぶりの欧州・イングランドでのお話しです。 桂川有人が撮影したザ・ベルフライ
こんにちは。桂川有人です。約1カ月ぶりにヨーロッパに来ています。DPワールドツアー挑戦の再開です。 今、スイスにいて、今週開催の試合「オメガ欧州マスターズ」の会場、クランスシュルシエレGCにいます。月曜日の夜7時くらいにイングランドで開催した前の試合「ベットフレッドブリティッシュマスターズ」からこちらに入りました。イングランドでは半袖でもプレーできるくらいで、ただ朝と夜はジャケットを着る必要がありましたが、ここも同じように気温差はある感じですね。 先週の試合の話を先にしたいと思います。「ベットフレッドブリティッシュマスターズ hosted by ニック・ファルド」では、最終日はノーボギーの「67」でプレー、今年ヨーロッパ本土での試合のベストフィニッシュ、12位タイで終えることができました。ただ、決して調子がよかったわけではないんです。たまたまです。ふふふ。何試合もやっていればまあ、いいときもあるというだけなんですけど。 イギリスで初めて、リンクスではないコースを回りました。ザ・ベルフライは林間コースに近い感じで、池も多い。リンクスのような風はなかったのですが、それでも難しいコースでした。みんなティーショットで悩んでいましたね。フェアウェイが狭いホールも多く、林に行ったり、池に行ったり……。(星野)陸也さんとか(中島)啓太とかもティーショットは苦戦していましたけど。結果も、やっぱりそこまでスコアは出ていませんでしたね。 ただ、あまりコースの難易度とかは気にしないようにしています。難しかろうが簡単だろうが、みんな同じコースで回っているわけですから、気にしても仕方がないですよね。ふふふ。
今年は全部オフィシャルホテルに泊まることにしています。値段は少し高かったりもするんですけど、安心だしラクだなあと。イングランドではクラブハウスのなかにあるホテルに泊まりました。陸也さんと一度、コースのレストランで食事しましたけど、陸也さんはフィッシュ&チップスを食べて、僕はいつもどおり、ハンバーガーを食べました。味はまあ、普通です(笑)。 今回のヨーロッパには、1人で来ています。イングランド→スイス→北アイルランド→イングランド→スペインと5連戦の予定。キャディさんは、ずっと担いでくれているティムさんにお願いしています。もともとはツアーに紹介していただいたんですけど、すごくいい方で、やりやすいんです。スコットランド出身のとても上手なアマチュアゴルファーですが、年齢は40代半ばくらいでしょうか。聞いてないのでわかりません(笑)。今度タイミングが合えば聞いてみようかな。 1カ月ぶりに戻ったDPワールドツアーですが、少しずつ馴染んできている感じはあります。周りのプロが僕のことを覚えてくださっていたりするのも心強いものです。それにしてもスイスは、「いかにもスイス!」という感じで、山なんかすごく綺麗です。続きはまたすぐにこちらでお話しますね。 写真/桂川有人
週刊GDツアー担当