地域一帯となった取り組みで愛南町の活性化を目指すスタンプラリーの関係者

　愛媛県愛南町のブランド魚「愛南びやびやかつお」を扱う食事処などを巡る「盛旬（せいしゅん）満喫スタンプラリー」が6月から、同町で始まった。3回目の今回は対象を宿泊施設や夜の飲食店にまで広げ、期間も3カ月延長。県最南端の町を堪能するイベントとして、さらにパワーアップした。12月31日まで。 　スタンプがもらえるのは、前回の10カ所から35カ所に増えた。利用対象によってスタンプポイント（1～4点）が分かれており、集めたポイントの合計に応じ、地元特産品や施設優待券が当たる3コースの抽選に応募できる。50点の上限到達者には記念品がある。 　昨年は対象メニューの1万食提供を達成し、県内外の参加者から好評を得たという。「この2年で企画が周知され、多くの人に楽しんでもらえるようになった」と深堀隊長。「今年は昼に夜にと愛南町を満喫し、より魅力を体感してほしい」と呼びかけた。