この秋、iPhoneやiPadはこんな便利に! 「iOS 18」「iPadOS 18」新機能まとめ
ロック画面の下に並んでいる「カメラ」と「ライト」のショートカットも、任意のツールに変更できるようになります。並べられるツールの上限はこれまでと変わらず2つまでですが、「ショートカット」アプリを上手に使いこなせば面白い使い方ができそうです。
アップルは、新しいiOSとiPadOSのカスタマイズオプションに合わせて、アプリのアイコンをキレイに見せるための開発ツールも外部のデベロッパーに提供しています。ということは、アイコンの色調整はアップル純正のアプリだけでなく、サードパーティーのアプリにも適用されるというわけです。 OSの設定や、よく使うアプリにショートカットできるコントロールセンターも、カスタマイズの自由度が高まります。メディアの再生、スマートホームの制御アプリ、便利ツールなど種類の異なる機能を「グループ分け」しながらコントロールセンターにまとめることができます。目立たせたいコントロールのサイズアップにも対応。また、こちらにもサードパーティのデベロッパによるアプリのコントロールが追加できるようになります。
■他人に見られたくないアプリは「非表示」にできる ユーザーが端末にインストールしていることを周囲に知られたくないアプリを「隠す」機能が登場します。 アプリに「ロック」をかければ、Face IDなどを使って解錠しない限りアプリが開けなくなります。また、アプリを非表示設定にすると、ホーム画面からアイコンが消え、アプリによるコンテンツは検索・通知からも見えなくなります。 では、ユーザー本人はどうやってアプリにアクセスできるのか?といえば、ホーム画面を左いっぱいまでスワイプすると表示される「アプリライブラリ」のページに「非表示」フォルダが作られ、そこからアクセスできます。フォルダはFace IDなどを使って解錠しないとアクセスできないため、ユーザーのプライバシーは強固に守られます。もっとも、家族に「非表示」フォルダが見つかってしまったら、「ここに、何が入っているの?」と気まずくなりそうですが、iOS 18/iPadOS 18にアップデートしたすべてのユーザーのアプリライブラリに「非表示」フォルダができるので、さほど怪しまれることもないと思います。