菊池風磨「学生の頃は本当に恋してなかった」 横澤夏子&丸山礼と甘酸っぱい思い出を語る
ABEMAオリジナル恋愛番組の最新作『キミとオオカミくんには騙されない』の放送が2024年8月11日よりスタートした。今作は業界注目の女子高生5名と、恋するフリをする“嘘つきオオカミくん”が潜む8人の“イケメン最高彼氏”候補の恋模様を追いかける。 【写真】過去の恋愛を語る菊池風磨「俺はすごく恋がしたかった」 番組MCに抜擢されたのは、横澤夏子、菊池風磨(timelesz)、丸山礼の3名。なかでも菊池は本番組がABEMA初出演および恋愛番組MC初挑戦となる。今回は番組MCを務める3名が複数メディアの合同取材に出席。番組への意気込みや自身の恋愛エピソードなどを語ってくれた。 ・「番組収録は思っていた3倍楽しかった」(菊池) ーー菊池さんは恋愛番組MC初挑戦となります。心境や意気込みを教えてください。 菊池:収録してみたら、初めてじゃない気がして。それくらい没入できました。お二人(横澤、丸山)のおかげが大きいんですけど、すごく楽しめました。意気込みとしては、全員に感情移入していきたいですね。誰かひとりに決めても面白いと思うんですけど、せっかくMCをやらせていただきますし、全員がいいですね。 横澤:もう全員になりきれてたよ! ーー菊池さんはこれまでも恋愛番組はご覧になっていましたか? また、MCのオファーが来たときの気持ちはいかがでしたか? 菊池:恋愛番組はそんなに多くは見ていなかったのですが、まったく見てないわけでもなくて。オオカミシリーズは出演者の年齢層が僕よりちょっと下なので、「どうなんだろう?」とは思いましたね。でも、考えれば考えるほどワクワクしてきたんです。夏子さんも礼ちゃんもいるし、楽しいだろうなと。 ーー実際に番組をご覧になっていかがでしたか? 菊池:思っていた3倍楽しかったです。 一同:おー!! 菊池:見る側も年齢によって楽しみ方があるなと。早く続きが見たいです。 ーー横澤さんと丸山さんはご覧になっていかがでしたか? 横澤:男の子の「こういうことを思ってるんだ」という部分が見れるのが新鮮ですよね。 丸山:随所で「私もこれやろう」と思うテクニックもあるよね(笑)。 菊池:可愛いと思ったときに、彼らはちゃんと「可愛い」って言うんですよ。僕はそれができないんですけど、やろうと思いましたね。学ばせてもらってます。 ーー出演メンバーのなかで注目しているのは誰ですか? 丸山:こた(吉川廉太)。さりげない誘い方や笑顔が良いんですよね。最年長で包み込んでくれる感じがあるけど、本当はどこを見てるかわからない感じ。女子高生はああいうのが1番大好き! 菊池:あなたも大好きでしょ(笑)。 丸山:ダメなんですか(笑)! 本当にたまらなかったですね。 横澤:あんころ(山本杏)ちゃんの可愛さも良いです。テクニックも持っていますし、相当モテる子だなと目星をつけていますね。あとは、あめ(ame)とたいり。 菊池:たいりは良いよね~。あとエミリ(土方エミリ)ちゃん。すごくきれいで大人っぽいから15歳に見えない。でも内気で積極的にいきたいけどいけない様子を見ていると、応援したくなっちゃいますね。 ーーもし菊池さんがオオカミ役だったら、周りを騙せる自信はありますか? 菊池:僕はめちゃくちゃいけると思います。でも、全員好きになっちゃう(笑)。撹乱させて、#2で追放される(笑)。 横澤:はや! 丸山:あの人なんだったんだろうって(笑)。 菊池:#10くらいで「そういえば、いたよね」ってちょっと思い出される(笑)。 ーー横澤さんと丸山さんは、オオカミ役を見抜けそうですか? 丸山:私は自信ないですね。すぐ洗脳されちゃう(笑)。せっかく恋愛しにきてるから、信じたいじゃないですか。 横澤:そうだよね。私も「絶対に見抜ける」って思いながらいつも見てるんですけど、絶対に当たらないんですよ。自信がどんどんなくなっていきます。裏の裏を読んで、「表だったんかい!」ってときもあれば裏だったときもあるし。難しいですね。 丸山:それが面白いんですけどね! ・「イケメン最高彼氏といえば風磨くん」(横澤) ーー番組には8人の「イケメン最高彼氏」候補が登場します。これまで人生のなかで出会った男性の中で、「最高彼氏」といえばどなたでしょうか? 横澤:やっぱり……風磨くんですかね。 菊池:とんでもないところからボール飛んできた(笑)。 横澤:初めて見るVTRでも愛情を持って、すぐ真似してくれるし、同じ目線に立ってくれるし。オオカミシリーズをずっと見てきた私からすると、「なんて愛してくれる人が増えたんだろう」と思って。私の子どもたちを愛してくれているかのような気持ちで嬉しいです。 菊池:嬉しいですね。純粋に番組を楽しんでいるんですけど、オオカミの母がいるからこそなんだなと。大船に乗ったつもりでやらせていただいています。 丸山:風磨くんは、以前コントで共演させてもらったことがあるんですよね。そのときはまったくお話しなかったんですけど、今日久しぶりにお会いしたら「礼ちゃん」って呼ばれて。前は名前も呼ばれなかったのに! 横澤:私、「夏子さん」だった! 嬉しくて私のなかのオオカミが目覚めました。 一同:(笑)。 菊池:オオカミの意味違い(笑)。 丸山:私は、笑いを取りに行ったのに滑っちゃったり全然上手くいかなくて落ち込んだりして「私なんて全然だめだ、自信ない」と言ったときに、「あなたは大丈夫、僕がおもしろいと思っています。自信持って」と言ってくれる方がいて。それは最高でしたね。たまに思い出します。 横澤:嬉しいね! 菊池:本当に過去? 丸山:なうかもね~!? なう(now)かうぃる(will)か~!? 菊池:(笑)。僕が思う最高彼氏は、timeleszのメンバーですね。昨日もライブからの帰り方を新幹線じゃなくて貸切のバスを選んで。道中ずっと話しながら帰ってきました。仕事の話を全然せずにくだらないことばかり話してたんですが、くだらない話をできるのが最強彼氏だなと。 ーー番組内では男性メンバーの中に恋をするふりをする嘘つきオオカミくんが潜んでいますが、嘘は得意ですか? 最近ついた嘘があれば教えてください。 横澤:子どもに「コーヒー飲みたい」と言われたら「これすごく苦いよ、毒入ってるよ」と言っちゃいますね(笑)。 菊池:それ俺も小さい頃に言われた! 横澤:そういう小さい嘘はつくけど、人生を揺るがすような嘘はなかなかないかな~。 丸山:私は大学生の設定で飲み会に行ったりします(笑)。「ふだん何してるの?」と聞かれたら「大学で環境グローバル学科に通ってます」とか言って。 菊池:俺、ここ6~7年くらい思いのほか髪の毛が抜ける気がしていて。意を決して病院に行ったんです。数えたら20本くらい抜けてたんですけど、お医者さんに20本と言っても深刻に思ってもらえない可能性があると思って、100本って言いました(笑)。 横澤:5倍にしちゃった! 大丈夫だったの? 菊池:スコープで(頭皮を)見てもらったら、めちゃくちゃ元気だった。 一同:よかった(笑)! ・「学生時代のピュアって最強だなと」(菊池) ーー本番組は一部生放送でお送りしますが、生放送にはハプニングが付きもの。みなさんの人生において記憶に残るハプニングがあれば教えてください。 横澤:私は初舞台で電子ピアノを使ったネタを披露しようとしたら、音が出なかったんです。2分間口をパクパクさせて帰ってきて、それから音響を使ったネタを一切やってない。 一同:えー!? 横澤:音響や機材を信頼できなくなっちゃって。 丸山:だからリズムネタとかないんですね! 横澤:そうなの! でも営業先とかにCD持っていかずに済むし、全然困らない! 菊池:まさに人生を変えましたね。 丸山:私は飛行機に乗って離陸する前に「お姉さん、本当に席ここで合ってますか?」と声かけられてパッと見たらライスの関町さんがいて。「え! 関町さん!? 運命!?」って言ったら「ここ僕の席です」って(笑)。靴も脱いでイヤホンしてくつろいでたので、恥ずかしかったですね。 横澤:あはははは(笑)。 菊池:飛行機で思い出したんですけど、アメリカってボディチェックとか厳しいじゃないですか。で、僕がアメリカに行ったとき、ダボダボのスウェットを着るのが一番かっこいいと思っていたんですよ。だからダボダボのスウェットを履いていたんですけど、ボディチェックのときに手を挙げたら、全部落ちました。 丸山:え!? パンツは!? 菊池:パンツは履いてました。でもアメリカだから動いたら危ないかなと思って、平然とそのままでいたら、セキュリティの人たちが全員笑っちゃって。2枚目キャラでいこうと思ってたんですけど、バラエティやってみようかなと思いましたね(笑)。 横澤:人生変えてる! 菊池:笑いが世界を超えちゃったなと(笑)。 ーー番組内ではひと夏の恋模様を追いかけていきますが、みなさんの学生時代の甘酸っぱい夏の思い出があれば教えてください。 丸山:隣の高校のラグビー部の男の子に恋してて、めっちゃ好きだったんです。お互いグループの中で同じようなポジションだったんですよ、面白&歌うま担当みたいな。デートでびっくりドンキーに行って、いつもは150g食べ切れるのに、その日は緊張で食べきれなくて食べてもらったり。その後カラオケに行って大きな部屋にふたりでポツンと座ったんですけど、ちょっと暑くて。夏のクーラーが効いてない感じ…。 横澤:ははは(笑)。びっくりドンキーとカラオケ行った話でこんなに楽しいことある!? 丸山:盛り上がったんですよ(笑)。 横澤:私は学生時代にクラスのみんなでバーベキューをしたんですけど、やっぱりキラキラチームと地味チームに分かれるじゃないですか。キラキラチームは男の子が漁に行って採ってきたサザエの浜焼きをして、すごく豪華になってるの! それを「いいなあ」と思いながらウインナーを焼きながら見てるのが、すごく甘酸っぱくて。切ないなと思います。 丸山:塩辛さしかないよ!? 菊池:俺はすごく恋がしたかったんだけど、中高で男子校だったら全然できなくて。女子校の文化祭によく行ってたんですよ。 横澤:えー! バレちゃうじゃん! 菊池:その頃はもうデビューもしてたから、アイドルの菊池風磨っていうのがバレた状態で恋されてもちょっと違うじゃない? だから「菊池風磨じゃない姿で恋がしたい」と思ってオタクに変装して行ったんですよ。でも、オタクの姿だと誰にも見向きされないし身バレもしないのが悔しくなっちゃって。変装を全部外したらめちゃくちゃバレて、逃げました(笑)。 横澤:ひとりモニタリングみたい(笑)。 菊池:帰ることを余儀なくされて、恋もできなかったですね。 丸山:ただただモニタリングしただけ(笑)。 菊池:中高は本当に恋してなかったですね。だからいま、高校生の恋愛が刺さっちゃうんですよね。 丸山:女の子は、年上の男の子への憧れがあるよね。授業終わりに誰かが迎えに来てたら「あれ誰の車!?」ってなるもんね。 菊池:え、めっちゃいい! 横澤:高1は高3がかっこよく見えるよね~! ーー最後に、番組の見どころをネタバレにならない程度にお願いします。 丸山:スピード感があるから、1話から引き込まれる感じがあるよね。 横澤:女子高生のパワフルさを感じるというか、ウキウキさがすごく伝わってくる。見ていてすごく楽しいし、可愛いんだよね。 菊池:ピュアって最強だなと。僕らはもうあれできないですよね。どんなにピュアに思っていても、どこか汚れちゃってるから(笑)。僕らからすると何でもないことも、彼女たちにとっては「やっちゃった……」となっているのも可愛らしいですよね。
伊藤美咲