MLBのYouTube公式チャンネルが24年のMVP候補者7人を選定。大谷（中央）やベッツ（左）、ジャッジ（右）らが選ばれた。(C)Getty Images

　各球団の陣容がまだ完全に固まっていない時期ながら、MLBのYouTube公式チャンネルは1月10日、「2024年のMVPは誰が受賞する？候補はこの7人」というタイトルの動画を配信した。 【動画】MLB公式が配信した「2024年のMVPは誰が受賞する？候補はこの7人」をチェック！ 　MLB公式がMVP候補に真っ先に選んだのは、10年7億ドルでロサンゼルス・ドジャースと契約した大谷翔平だった。動画のスタートを飾った大谷に続いたのが、同じくドジャースのムーキー・ベッツ。今シーズンのドジャースには、21年と23年にMVPを受賞した大谷、18年の受賞者ベッツ、そしてこの動画ではノミネートされなかったが、20年のMVPに輝いたフレディ・フリーマンと、MVP受賞者が3人も顔を揃えた。チーム内でナ・リーグMVPを争う展開も予想される。 　大谷、ベッツのほかに候補に挙がったのが、23年にナ・リーグMVPを受賞したロナルド・アクーニャJr.（アトランタ・ブレーブス）、22年にア・リーグ年間最多本塁打記録（62本）を打ち立ててMVPとなったアーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）、サンディエゴ・パドレスからヤンキースに加入したホアン・ソトをはじめ、フリオ・ロドリゲス（シアトル・マリナーズ）、コリー・シーガー（テキサス・レンジャーズ）と、錚々たる顔ぶれとなっている。 　候補に挙がった7選手をリーグ別に分けると、ア・リーグはジャッジ、ソト、ロドリゲス、シーガーの4人で、ナ・リーグは大谷、ベッツ、アクーニャJr.の3人となった。 　この動画には多くの米ファンがコメントを書き込み、「打者に専念するショウヘイが受賞したら、最大の功績になると思う」「ショウヘイとシーガーかな」「ともに23年MVPのオオタニ対アクーニャJr.は見ものだ」「ジャッジだな」「ヤンキースに移籍したソトはやると思う」「フェルナンド・タティースJr.は？」「ここにはいないけど、マイク・トラウトを推したい」「シーズン開幕が待ちきれない」などの意見が飛び交った。 構成●THE DIGEST編集部