東大が慶大を破る…昨年10月8日の法大戦以来1年ぶりの勝利 4年・鈴木太陽が完投でリーグ初勝利【東京六大学】
◇6日 東京六大学秋季リーグ2回戦 東大4―1慶大(神宮) 東大が慶大を4―1で破り、昨年10月8日の法大2回戦以来1年ぶりの勝利をあげた。連敗は18で止めた。先発した鈴木太陽(4年・国立)が9回1失点でリーグ初勝利を完投で飾った。 ◆大谷翔平、気合満点のバット投げ…同点3ランに絶叫【動画】 右腕の鈴木は5回までパーフェクト投球。6回、代打丸田(1年・慶応)に四球を与えたが後続を抑えた。7回には1死から水鳥、清原(ともに4年・慶応)に連打を浴び、犠飛で1点失ったが、その後は危なげない投球だった。打線は4回に杉浦海大捕手(3年・湘南)の適時打などで2点先制し、その後も着実に加点した。 鈴木は試合後、BIG6TVのインタビューで「全球種、ゾーンにもまとめることができ、的を絞らせずに投げられた。(勝利は)うれしいのひとこと」と話した。 スタンドの応援席では涙をぬぐう選手の家族も。SNSでは「東大と関係ない自分ですら感動して涙が出そうになる」「鈴木太陽投手9回1失点、133球の熱投。はぁ嬉しすぎる」「中日と東大野球部応援してる母親、不憫でかわいい」などと盛り上がった。
中日スポーツ