「越前がに」シーズンに合わせて、JR敦賀駅から越前海岸に直行するバスの運行が始まり、新幹線開業でさらなる誘客に期待が高まっています。 運行が始まったのは、JR敦賀駅東口と、越前町から南越前町河野地区にかけての越前海岸を結ぶ「越前海岸かにかにバス」です。乗車できるのは、越前海岸沿いにある宿泊施設や飲食店を利用する観光客で、施設の近くでバスに乗り降りができます。 越前町観光協会と同地区が運行していて、中京・関西方面に加え、北陸新幹線開業を追い風に、関東方面からの玄関口となるJR敦賀駅をハブに、さらなる誘客につなげます。 ■観光客(神奈川県から) 「自分でタクシーとかレンタカーとか手配するよりも、駅からすぐ行けて便利」 「冬の日本海のカニって食べてみたかったので、楽しみにしている」 「お酒を飲むのも好きなので、こういう交通機関があると便利」 ■観光客(大阪府から) 「普通は自動車で来るけど、雪道あまり慣れてないので、バスがあった方が安全かなと思って」 「普通は武生まで行ってからまたバスに乗り換える。(今回も)それを考えていたけど、敦賀から直通で越前町まで行けるので非常に便利」 「越前海岸かにかにバス」は予約制で、来年2月28日までJR敦賀駅と越前海岸との間を1日2往復します。