ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴ・横山裕

　２１、２２日に大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた「ＫＡＭＩＧＡＴＡ　ＢＯＹＺ　ＤＲＥＡＭ　ＩｓＬＡＮＤ　２０２４」に参加してきました。関西発のグループによる合同ユニットで、僕たちＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴの他にＷＥＳＴ．、なにわ男子、Ａぇ！ｇｒｏｕｐとともにステージにあがりました。 　後輩たちとのコンサートでは「みんなしっかりしてるな」と感じましたね。ずっと見てきたメンバーもいたのですが、全てのパフォーマンスを追い切れていた訳ではないので「曲の間にこんなＭＣするんや」と感じましたし、それぞれがすごい個性を出してた。僕らは同じ関西発のグループ。一緒くたにならないように、みんなそれぞれが武器を持ってやってんねんなって、集った時にはすごく思いました。 　僕たちが最年長グループだったんですが、意識したのはあまりはしゃぎすぎないこと。後輩の子たちは、やっぱり僕らを盛り上げようとしてくれるんで、自分たち自分たちにならないよう、バランスを取っていこうと。そんな中でも、２２日の公演は僕らの全国デビュー日ということもあり、舞台上にケーキが登場し、後輩からは花束をいただきました。演出を僕は知らなかったので、驚きとともにうれしかった一方で、個人的に「ちょっと申し訳ないな」という気持ちにもなりましたね。来てくれたファンは、いろいろな方々がいる。そんな中、あの時は僕らの時間になってしまったので。 　グループとしては、１４日に２年連続となるロッキンジャパンへの出演もさせていただきました。やっぱりロッキンの空気というものはすごいというか、僕らの“ホーム”とはまた違う空気感。そこまで僕らの曲を知らない方々もいるとは思いますが、純粋に音楽を楽しみにきているなあと。テーマパークに行くのと一緒で、やっぱり楽しもうとしてるから、みんなで楽しい時間、空気感を作れる。新鮮でしたし、出演者としては違うスイッチが入りましたね。もちろん僕らのお客さんも来ていたので、その安心感もあります。そういったことが混在してる感じが面白いんでしょうね。 　僕としてはデビューから２０年たって、こういう大きい舞台に呼んでもいただけるグループでいられててよかったな、これもご縁やな、と感じることができました。