【WWE】イヨ&カイリが試合復帰したダコタ・カイと6人タッグ快勝
<WWE:ロウ大会>◇11日(日本時間12日)◇米ミシガン州グランドラピッズ・ヴァンアンデルアリーナ 【写真】ソーニャ・デビルに背後から強烈なダブルミサイルキック! ユニット「ダメージCTRL(コントロール)」のイヨ・スカイ、カイリ・セインが、仲間ダコタ・カイの試合復帰を祝う勝利を挙げた。 8月、古傷となる右膝の半月板損傷で手術を受けていたカイがサプライズで試合に復帰。8~10週間の欠場と予想されていたが、力強い試合復帰を果たした。第1試合でユニット「ピュア・フュージョン・コレクティブ(PFC)」となるソーニャ・デビル、ゾーイ・スターク、シェイナ・ベイズラー組との6人タッグで激突。スカイが9分30秒、ムーンサルト(月面水爆)でベイズラーを沈め、3カウントを奪ってみせた。 カイの右膝負傷はバックステージでPFCの襲撃を受けて痛めていたもの。その怒りをぶつけるようにカイはベイスラーにランニングブーツを成功させた。2度目のランニングブーツは回避され、痛めた右膝を攻撃されたものの、スカイの救出で逃れた。さらにカイはベイズラーのキリフダクラッチ(裸絞め)や関節技で苦しめられたものの、自ら蹴り飛ばして逃れるなど奮闘。自らの試合復帰を祝う勝利に貢献した。 バックステージのインタビューでは、カイはセインと肩を組みながら「(セインと)私たちがWWE女子タッグ王座を狙う」と言えば、スカイは「私にはWWE女子世界王座が必要なの。それでダメージCTRLが全ベルトを獲得する!」とユニットでのベルト制圧を力強く宣言していた。これでスカイ、セイン、カイがそろったダメージCTRL。残りは今年3月、膝の手術を受けて長期離脱しているアスカの復帰を待つのみとなった。 なおWWEロウ大会はABEMAで放送された。