「何をしても評価されない…」共働きから専業主婦になった母達が感じた辛いこと
「子どもが体調不良の時に寄り添ってあげられる」
「ワーママ時代は病児保育を利用したりして、体調不良の子どもの側にいてあげられなかったことがとても悔やまれた」、「職場に気も使わなくて良いので気が楽」といった声もありました。 ここまで話を聞いてみると、ママ本人によかったことを聞いているにもかかわらず、メリットとして挙がってきたのは全て子どもや家族のことばかり。この結果から、専業主婦だからといって自分の時間が自由にあるわけではない!遊んでいるわけではない!ということが、世間にもう少し伝わって欲しいものです……。
ワーママから専業主婦になって辛いこと
「社会から切り離されてる気がする・孤独を感じる」 「自分の存在価値がないように感じる」、「話せる大人が減った」という声もあるように、誰に言われたわけではないけれど、自分で自分には価値がないのではないか?と思ってしまう。昔からの日本の風習や世間の目が、そう感じさせてしまっているのかもと思うと悲しくなります。
「子どもとの時間が増えたのは良いけれどずっと一緒は辛い」
「一日中子どもと遊んでいると勘違いされる」、「美容院で男性の美容師に専業主婦と言うと、いつも『楽だね』と言われる」なんて意見も。 子どもと24時間一緒。子どもと遊ぶのは決して楽ではありません。時に一生懸命作った料理を一瞬で床に落とされたり、畳んだ洗濯物をぐちゃぐちゃにされて、一からやり直せざるをえないなど、仕事の邪魔をしてくる大変な客を一日中接待しているのと変わらない!なんてことも多いと思います。
「旦那から楽だと思われている」
「家のことを1人でやらないとと思われやすいし、自分も思いがちになる」、「仕事している夫に頼みづらい」との声も。一番近くにいるパートナーに理解してもらえない辛さと、1人で背負ってしまう葛藤がうかがえます。夫婦それぞれの形があると思いますが、話し合いをし、お互いに思い合った良いバランスを見つけたいですね。
「自分のためにお金を使おうと思うと罪悪感を感じる」
「夫が稼いだお金だと思うと好きに使えなくなった」 「金銭感覚がワーママの時から戻らなくて貯金が底をついた」 家族や家庭のために尽力していることは非常に重要な貢献です。お金を自分自身のために使うことに罪悪感を感じる場合、まずは自分の価値を再評価することが大切かもしれません。専業主婦であるからといって、自分の存在や幸福を犠牲にする必要はありません。自分自身が満足し、幸せを感じることで、家族やパートナーにも良い影響を与えることがあることも事実ですよ。