混戦模様のセ・リーグ 「アレンパ」に黄色信号点滅?佐藤輝、大山、木浪は早く復調して…踏ん張る投手陣と気になる打撃陣
【ココリコ遠藤章造 プロ野球独り言】 開幕前からいろいろな野球評論家が今年のセ・リーグは混戦と予想していた通り、ゴールデンウイークが過ぎた時点でもまさに混戦模様。その中で昨年日本一の阪神タイガースは、ここまで決して絶好調ではないチーム状態でも貯金をつくっています。 【写真】「空いた時間があれば野球」小学生時代の佐藤輝明 ここまでの成績はとにかく投手陣の踏ん張り、特に中継ぎリリーフ陣はよく頑張っています! やはり気になるのは打撃陣です。近本選手、中野選手は昨年の好調時と比べればまだ本調子ではないが、そこそこの成績でここまできています。やはり気になるのは、昨年の得点の起点となった「恐怖の8番」木浪選手の不調、そして3、4、5番のクリーンアップの不調です。 その中でも2年目の森下選手は打点、本塁打と頑張ってはいますが、大山選手、佐藤輝明選手の調子がなかなか上がってこない…。チームが勝っている間に調子を取り戻してもらわないと、このまま得点不足で負けが込んできたらいろいろな声が耳に届いてくるだろうし、余計なプレッシャーを感じ不調から抜け出せなくなるかもだし。 これから交流戦もあり、パ・リーグの打者はパワフルな打撃をしてくるので、さすがのタイガース投手陣も失点が増えると思うのです。交流戦までには昨年のような大山選手、佐藤輝明選手、木浪選手に戻ってくれたら楽しい交流戦になるのかな? と思います! 昨年も交流戦は負け越しているので、早く打線が調子を戻し、先に得点して強力投手陣で逃げ切るタイガースの展開に持っていってもらいたいです。もしこのまま打線が低迷し続けてしまうと、今年の交流戦終了時点で少し「アレンパ」に黄色信号点滅? なんてこともあるかもなんで…。 昨年あれだけ四球を選んで、そこから点につなげてましたが、今年は他球団フルマークの中でもここまで四球はリーグトップ。やはり何度も言いますが大山選手、佐藤輝明選手、木浪選手に早く、早く、早~く調子を取り戻してもらいたいです。特に佐藤輝明選手はオフにアメリカに渡り、動作解析をして自信満々でシーズンに入っていると思うので、今こそそのデータを活用して結果につなげてもらいたいです。 今年は昨年みたいにスイスイと楽に1番にはなれない。最後の最後に1番上にいればいいと監督も言っていたので、まだまだ長いシーズンじっくりと見ていきましょう! それにしても佐藤輝明選手、心配だなぁ…。