【新NISA】つみたて投資枠で「1億円」を目指すおすすめプランを公開!“オルカン”などのインデックス投信だけでも、長期投資&複利効果で資産1億円に到達可能
【新NISA】つみたて投資枠でコツコツ“1億円”を目指す運用プランを公開! ●“オルカン”などの幅広く分散する株式型の投資信託をメインに、 月5万円をコツコツ積み立てて30年で1億円を目指す! 2024年1月から新NISAがスタート。メリットを簡単におさらいすると、以下のようになる。 【図版】時間をかければ、オルカンなどのインデックス 投信だけでも、複利効果を得ながら1億円は到達可能! ①税金ゼロで投資できる期間が無期限になった ②投資できる金額が1800万円に拡大 ③「つみたて投資枠」「成長投資枠」が併用可能で、投資スタイルが選べる ④売却しても翌年に投資枠の上限が復活する 今回は、旧制度と比べて格段にパワーアップした新NISAをフル活用して「1億円」を達成するためのロードマップを、ファイナンシャル・プランナーの藤川太さんに聞いた。 運用の中身は、1億円を達成するまでの投資期間によって大幅に変わってくる。以下では「30年かけて毎月5万円(年間60万円)」を投資するプランを紹介していこう。 運用期間を長めの30年に設定する場合、毎月5万円を投資していけば、30年で新NISAの上限1800万円を使い切る。年率9.5%の運用を目標とすると、15年で2000万円、23年で5000万円を達成し、30年で1億円に達する計算になる。後半は複利効果の影響で、資産が増えるスピードが加速する。 年率9.5%を実現できる可能性が高い投資先として、藤川さんが挙げたのは「世界株式型インデックス投資信託(オルカン)」や「先進国株式型インデックス投資信託」などだ。これくらいの利回りを追求するとなると、投資先は株式や、株式型の投資信託がメインになるだろう。 「年率9.5%の成績を出し続けていくのも簡単ではありません。ですから、成長し続けることを信じられる投資先を選ぶことが重要です。たとえば、日本の成長はそれほど期待できなくても、世界には成長しそうな国がたくさんあります。株式型の投資信託の中でも、できるだけ世界に広く分散投資しているものを選ぶのがおすすめです」(藤川さん) 上の図はシミュレーションなので、運用評価額は一本調子で上がっているが、実際の相場は山あり谷あり。たとえば、全世界株型の投資信託は、1年で50%下落したこともある。 それでも、長期で見れば下がった分は戻っていく可能性が高い。暴落に見舞われても焦らずやめずに続けていくことが、1億円達成のカギになるのだ。
ザイ編集部
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