【土用の丑の日】ウナギの名店4選“養殖ウナギの最高峰”を亀戸で!ウナギの“古典”を味わうなら日本橋へ
今年の土用の丑の日は7月24日(水)と8月5日(月)の2日間! CREAスタッフの中でも指折りのウナギ愛好家・ライターの嶺月香里さんが厳選する、絶品ウナギが食べられるお店をご紹介します。 【画像】ウナギの洗いにウ鍋、揚げもの 北の大地でウ尽くしコースに浸る ※情報は掲載当時のもの。詳細は各店にお問い合わせください。 ■これぞウナギのピュアな味! 炭火で炙った塩焼きウナギ “蒲の穂焼き”に魅せられて 「“蒲の穂焼き”という、昔の食べ方を復刻したんですよ。あまり宣伝していないのですが、一度食べたらやみつきになるようで。知る人ぞ知る、すごくコアなファンが多いんです」と『日本橋いづもや』の三代目若旦那にささやかれたのは何年前のことだろう。 それは頭と尾を落とした丸のままのウナギに、ぐいっと竹串を刺し、塩をふって炭火で炙ったものだといいます。白焼きみたいな? と問えば、ぜんぜん違うと返ってくる。それってどんな味!? 妄想は広がるばかり。いてもたってもいられず、でも、ひとりで食べるのはもったいないとばかり、ウナギ好き4人を集めて“蒲の穂焼き”の宴を決行することに……
ウナギの洗いにウ鍋、揚げもの北の大地でウ尽くしコースに浸る
北海道の道北に位置する旭川。「旭山動物園」に旭川ラーメン、最近では人気コミック「ゴールデンカムイ」の聖地巡礼の地として有名ですが、実はウ好きも注目すべき聖地のひとつなのです。 お目当ては「うなぎ かどわき」の〈うなぎ料理 5品コース〉5,800円。コースだが、ひとりでも予約がとれるし、何よりうれしいのはマグロの刺身やら野菜の酢の物やら、ウナギ以外の余計な料理が一切ないこと。5品全部、ウ尽くしなのです! …… ■青いウナギの誘惑から 養殖ウナギの最高峰まで 食べ比べる贅沢な愉しみ 花の天神様として知られる亀戸天神社の、鳥居のすぐ近くに店を構える『八べえ』。珍しい焼き方「五右衛門蒸し」と傑作ウナギの品揃えで、ウ愛好者にも人気のお店です。 ここでは常に3~4種類のウナギを揃えていて、養殖ウナギの10%しかいない超エリートの「青うなぎ」が常時食べられるのが魅力。ほかにも「和匠(わしょう)うなぎ」、「坂東太郎」などの個性あふれるブランドウナギを仕入れていて、タイミングがよければ天然ウナギも…… ■【島根のウナギ】 火山の島の地下水に洗われた ミネラル豊富なウナギを白焼きで! 水の都・松江には「宍道湖七珍(しんじこしっちん)」という郷土料理があります。これは宍道湖に生息する代表7種の魚介を宍道湖の珍味としたもので、その七珍のひとつがウナギ。 海水と淡水の混じる汽水湖なので、シジミやスズキ、コイなどいろいろなお魚が獲れるんです。宍道湖の天然ウナギも非常に味の評価が高いのですが、漁期が4~10月と限られています。 漁期じゃなくても、松江らしいウナギが食べたい! となったら「うなぎ処 山美世」へ。ここでは生きたウナギを大根島の井戸水に数日泳がせてからさばきます…… ※情報は掲載当時のもの。詳細は各店にお問い合わせください。
嶺月 香里