3人の素顔を切り取る裏側写真も『ぼくのお日さま』9月6日より先行公開&9月13日全国公開決定
大学在学中に制作した長編初監督作『僕はイエス様が嫌い』(19)で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を史上最年少で受賞した奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』が、9月6日(金)よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先行公開、9月13日(金)より全国公開されることが決定した。 【写真を見る】レッドカーペットへ向かう前のナチュラルな支度風景 本作は、雪の降る街を舞台に、吃音のあるアイスホッケー少年のタクヤ(越山敬達)と、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら(中西希亜良)、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川(池松壮亮)の3人の視点で紡がれるドラマ。『僕はイエス様が嫌い』で、史上最年少となる22歳にして第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』は、先月開催された第77回カンヌ国際映画祭では、8分間ものスタンディングオーベーションで歓迎された。カンヌでのワールドプレミア上映のあと、国際映画祭への出品も続々決定しており、近日では今後、第71回シドニー映画祭、トランシルバニア国際映画祭、アジアプレミアとなる第26回台北映画祭にて上映される。 公開日とともに解禁されたのは、映画『aftersun/アフターサン』(23)のワンシーンかと思わせる映画『ぼくのお日さま』チームのカンヌ写真の裏側写真。これらの写真は、奥山監督がフィルムカメラで撮り下ろした写真。映画の本編撮影も手がける奥山は、カンヌ期間中フィルムカメラも携帯。キャストの池松、越山、中西のレッドカーペットへ向かう前の支度中の様子や、カンヌの海辺で様子をとらえている。監督の前で、リラックスした様子の3人の素顔がみられる写真となっている。 誰も観たことがない”新しい”日本映画だという本作。少年と少女、そして一人の大人の物語の行方を、ぜひ劇場で見届けてほしい。 文/サンクレイオ翼