香港馬で安田記念制した豪の名手引退…「最高のキャリアを歩んできた」ブレット・プレブル騎手
06年の安田記念をブリッシュラックで制したオーストラリアのブレット・プレブル騎手(46)が現役引退を決めた。「レーシングコム」電子版が18日、伝えている。 「本当に複雑な感情ですが、今がそのときだとわかっています。私は最高のキャリアを歩んできました。46歳で健康で幸せで、充実した状態で騎乗を終えることができて、どれほど幸運なことか。この仕事がいかに危険で、壊滅的で、人生を変えるほどのものかを何度も見てきました。オーストラリアでも国際的にも、自分が成し遂げたことに非常に感謝し、誇りを持ち、心から満足しています。メルボルンC、コーフィールドC、ゴールデンスリッパー…、香港の15年間では、香港ダービーや香港のほぼすべての主要レースを勝利し、日本とシンガポールで素晴らしいG1を勝つこともできました」と自身のジョッキー人生を振り返っている。 プレブル騎手はオーストラリアのメルボルン地区(ヴィクトリア州)でリーディングジョッキーに輝き(21年にジェイミー・カーに抜かれるまでシーズン最多勝記録を保持)、香港へ移籍。ブリッシュラックやラッキーナインなどの名馬とコンビを組み、日本にも遠征している。