【NHKの受信料値下げ】2023年10月から料金が「一律」になったって本当!?
NHKの受信料が2023年10月より値下げされました。 そこで今回は、受信料値下げでどのように変わったのかを、2023年10月以前に12ヶ月前払いをした方はどうなるのかも含めて調べてみました。NHK受信料の支払いは法律で義務づけられています。受信契約の義務がある方の条件についてもご紹介しますので、まだ契約をしていない方は参考にしてください。
NHKの受信料値下げでどのように変わる?
2023年10月から値下げされたNHKの受信料。今回の値下げで何が変わったのか、ポイントとなるのは以下の2点です。 ●受信料が1割値下げされた ●支払い方法により異なっていた受信料額が一律になった 旧料金と新料金を比較すると、表1、表2の通りです。 ・2023年9月30日までの受信料 表1
※沖縄県の受信料は異なります ※日本放送協会「2023年10月 受信料を値下げしました」を基に筆者作成 ・2023年10月1日以降の受信料 表2
※沖縄県の受信料は異なります ※日本放送協会「2023年10月 受信料を値下げしました」を基に筆者作成
2023年10月以前に12ヶ月前払いをした人はどうなる?
NHK受信料を、12ヶ月前払いで支払っている方もいらっしゃるでしょう。 例えば、2023年8月に12ヶ月分を支払っている方は、10月以降の10ヶ月間の受信料値下げ分を損することになります。ただ、新料金と旧料金の差額分が返金されることはありませんが、次回の支払いに充当する方法で差額分は精算されるため、心配はありません。 精算方法の一例をご紹介すると、以下の通りです。 衛星契約を口座振替で12ヶ月前払いした場合、新料金と旧料金の差は2420円です。これを12ヶ月で割ると、1ヶ月あたり約202円になります。NHKによると、2023年10月からの受信料の差額が、次回の支払いの際に引かれるとのことです。 例えば、2023年8月に12ヶ月前払いをした方は、2023年10月から2024年7月までの10ヶ月分の差額分約2020円は、次回の受信料から引かれます。つまり、新しい衛星契約の口座振替・12ヶ月前払いの受信料額は2万1765円ですが、差額分の約2020円が引かれて、1万9745円が請求されます。 精算額は受信契約の内容によって異なるため、NHKの公式サイトで確認するとよいでしょう。