【てぃ先生が答える】泣きやんでほしいとき、どうしたらいいですか?
【テレビやSNSで大人気】今どきのママパパに圧倒的に支持されているカリスマ保育士・てぃ先生の子育てアドバイス本第3弾『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』ができました! テレビやSNSで大人気、今どきのママパパに圧倒的に支持されている現役保育士・てぃ先生。そんなてぃ先生のSNSには、毎日膨大な数の悩みや相談が届くといいます。 本連載では、そんなママパパたちに向けて、正論だけではない、すぐに使えるリアルな回答をお伝えしていきます。 ● 【みんなの悩み】 泣きやんでほしいとき、どうしたらいいですか? 小さい子に気持ちを切り替えてほしいとき、できることはありますか。 「あわわわわわ」は効きますか? ● 【てぃ先生の答え】 まず「共感」と「代弁」、安心したら切り替えの遊び 泣いている子どもの口に手を当てて「あわわわわわ」とやって、機嫌を回復してもらおうとすること、あると思います。 そこでまず知っておくといいのが、泣きやんでほしいときは、まずは子どもの気持ちを大人が言葉にして、とにかく共感することが大事だということです。 そのうえで、「あわわわわわ」とやるのは問題ありません。自分の気持ちをちゃんと理解してくれた、その安心感のうえに、気持ちを切り替えるための方法として遊びがあるという状態をつくりましょう。 ● 不安なまま遊びに入ると、余計に泣いてしまう もしそれをしないままの「あわわわわわ」だと、子どもの不安を余計あおるだけです。 子どもの気持ちとしては、自分はこんなに悲しかったり不安な思いを抱えていているのに、ママパパは少しふざけた様子で遊ぼうとしているように見えているわけですから、あれ? 自分の気持ちをわかってもらえていないのかな?とさらに大きな不安となってしまいます。 ● 気分の切り替えには替え歌もいい! 気分を変える方法は、赤ちゃんだったらビニールをがしゃがしゃするとか、子どもが好きな歌を歌うとかでもいいです。 もうちょっと大きい子だったら、童謡でもはやりの曲でもなんでもいいので、親子ともに知っている歌を、替え歌にして楽しむのもおすすめです。 たとえば歌詞にその子の名前を入れて歌うとか、ちょっとアレンジして歌うとすごく喜びます。いつも歌っている歌ですから、子どもは「あ、違う」って気づきやすいので、そうすると沈んでいた気持ちから意識がそれて、「違うよ!」って笑顔で反応してくれます。こういった対応で自然と気持ちを切り替えられるわけです。 ● 子どもが思わずツッコミたくなるようなことが効果的! ほかにも子どもが知っている手遊びをわざと間違えてみたり、歩くときにつまずいたフリをしてみたり、「鼻がかゆいからかこう」と言いながらおなかをかいてみたり、大人の行動に子どもが思わずツッコミたくなるようなシチュエーションをつくるのがおすすめです。 本原稿は、てぃ先生著『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』からの抜粋です。この本では、子育てがラクになって、親子とも幸せになるテクニックを紹介しています。
てぃ先生