ドジャース大谷翔平 勢いづけた前カードのカブス本拠地の思い「昔ながらの美しい球場」
◇MLB ドジャース4-2ツインズ(日本時間9日、ターゲット・フィールド) ドジャースの大谷翔平選手は9日のツインズ戦で2番指名打者で出場。5打数3安打で3号ホームランを含む、3本の長打を放ち、勝利に貢献しました。今季1号が出てから5試合で11安打3本塁打と好調の大谷選手は、試合前に「打席の中での余裕も違う」と心境を話しました。 【画像】好調の大谷翔平も思わず苦い顔の“厳しい判定” 7回にはド軍のヤジに審判が激高 今月4日のジャイアンツ戦で開幕から41打席目にして今季初アーチをマーク。「調整方法も含めてケージでのドリルもそうですしいろいろ試しながらやっている」と話し、「1本出るかどうかというのでは違うと思うので、打席の中での余裕も違いますしメンタル部分で余裕を持って打席に入れるというのは大きな違いかなと思います」と心境の変化を口にしました。 大谷選手を勢いづけたのは、前のカードであるカブスの本拠地リグリー・フィールドでのゲーム。100年以上の歴史がある球場には「打者目線では風がちょっと厳しかったですけど、クラシカルな球場というかそういう雰囲気の球場は個人的には好き」とメジャー7年目で初めてプレーした球場について、率直に答えます。 6日の試合ではこの球場で初アーチをマーク。ブーイングや大谷選手のホームランボールをグラウンドに投げ返すといった、熱烈なカブスファンからの洗礼も浴びました。それでも試合前には、カブスファンにもサインの対応。3試合で打率.462、1本塁打、3打点と敵地をわかせ、「すごいきれいな昔ながらの美しい球場だなと思いました」と思いを込めました。