水が出ない融雪装置 能登半島地震による液状化の影響で配水管破損
富山テレビ放送
この冬一番の大雪予想、心配されるのはこの後の積雪です。 能登半島地震の被災地、高岡市伏木中央町では、日中は晴れ間もありましたが日が落ちてからは雪の降り方と寒さが強まっています。 JR氷見線の越中国分駅に向かう県道で、普段から車の往来が多い通りですが、能登半島地震による液状化の影響で、地下の配水管が壊れ、融雪装置はおよそ300メートルにわたって、水が出ない状態となっています。 夕方から降る雪で道路には徐々に雪が積もり始めています。 付近の方に話を聞きますと特に通勤時間帯に車が増えるので、9日夜から10日の朝にかけてどのくらい雪が積もるのか、そして事故や渋滞が起こらないか心配されていました。 県や高岡市の除雪体制では除雪車の出動基準が10センチの積雪ですが、この冬一番の大雪予想に県も市もすでに、9日夜、除雪車を出動させることを決めていて、10日朝の通勤時間帯に支障が出ないよう県道や市道の除雪にあたることにしています。
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