雨にも負けず安曇野花火 長野県安曇野市
安曇野の夏を彩る「安曇野花火」(実行委員会主催)が14日、長野県安曇野市の御宝田遊水池と犀川河川敷で開かれた。あいにくの雨の中、約4000発の花火が明科地域の夜空に輝き、訪れた多くの観客を魅了した。 17回目となった今回のテーマは「心ふるえる安曇野の夜」で、市消防団音楽喇叭隊のファンファーレで打ち上げが始まった。リズムに合わせて打ち上げる音楽花火や特大のワイドスターマイン、メッセージ付きの打ち上げ花火などがあり、大輪の花火が広がると歓声が上がっていた。 新型コロナウイルスの影響で令和2年以降は代替えイベントなどとなり、昨年度の第16回大会から通常開催となった。実行委員長の宮下雅士さん(51)=明科東川手=は「パリ五輪で人が集まるのを見て、あらためて普通が一番だと感じた。花火で上を向いて進んでもらえれば」と願っていた。
市民タイムス