【陸上】100m障害の田中佑美 モデル活動も経験…出版界から熱視線「憧れのアイコンになれるのでは」
トラック外からも熱視線だ。陸上女子100メートル障害でパリ五輪代表の田中佑美(富士通)が16日、オンラインで取材に応じ「自分の実力をしっかり発揮することができた」とシーズンを総括。15日に26歳の誕生日を迎え「いつまでも若いふりをしていられない。もう中堅どころになってきたなと感じた」と率直な心境を明かした。 【写真】鍛え上げられた肉体を誇る田中佑美 今夏のパリ五輪では、準決勝進出。さらにモデルとしても活動し「今まで見られなかった世界が見られるのは、本当にいいリフレッシュになっている。取材で関わってくださった方や、そういった媒体を通じて見てくださった方に興味を持っていただけたらうれしい」と充実感を口にした。 出版関係者は「昨今はただやせているのではなく、しっかり鍛えたメリハリのあるスタイルを目指す女性がたくさんいる。現役アスリートである田中選手がモデルとして雑誌に登場することで、女性たちの憧れのアイコンになれるのではないか」と注目する。アスリートの知見を生かしたトレーニングや、食事の取り方などをまとめた特集のオファーが舞い込む可能性があるという。 来年は9月に東京で世界選手権(国立競技場)が開催される。昨年の世界選手権、今夏のパリ五輪に続き、大きな国際大会に挑む田中は「ぎゅっと詰まったこの3年間をしっかり走り抜けたい」。さらにレベルアップした走りで、観客を魅了する。
中西崇太