登録者700万人超「東海オンエア」メンバーが語る「活動再開後の変化」「登録者1000万人を目指す理由」
---------- いまや当たり前の存在となった動画クリエイター。小学生の憧れの職業調査では上位にランクインし、小説や映画の設定でも頻繁に登場するようになっている。 【写真】東海オンエアとのコラボも話題になった「Fカップ」美女 一方、芸能人がYouTubeに参戦したり、稼げる金額が下がったりと、「オワコン」化を指摘する声も。長年、職業として続けることの難しさが浮き彫りになってきているようだ。登録者700万人超、昨年10月の騒動を経て復活を果たした東海オンエアのメンバーで、新刊『東海オンエアの動画が6.4倍楽しくなる本 REBORN 虫眼鏡の放送部』も話題を呼んでいる虫眼鏡さんは動画クリエイターのこれからをどう考えているのか(インタビュー第1回)。 ----------
お金より、心の平穏
―東海オンエアとして10年間活動してきましたが、業界の変化をどう感じていますか。 「一時期、芸能人の方たちが集中して参入してきました。その頃は、YouTubeをやっていることが名刺のようになる時代が来たと思いました。しかし予想ははずれ、一端落ち着いたなと感じています。YouTubeを続けることの難しさにみんなが気づき始めてきたのでしょう。 YouTubeに勢いがあって『テレビはオワコン』と言われたこともありましたが、そうでもない。現在は、YouTubeがいっときの流行で終わるのか、はたまたそのまま続いていくのか、その分水嶺に差し掛かっているような気がしてなりません」 ―東海オンエアも活動再開後は、動画の投稿本数を週6本から4本に減らしています。どのような変化がありましたか? 「一番わかりやすいところでは、ちょっと時間に余裕ができました。今までは週3日撮影に時間を割いていましたが、今はだいたい週2日になりました。残った1日はみんなで家族と過ごしたりしています。 これまでは体力的にきつくなくても、心が疲れることがありました。別に撮影が楽しくないわけではありませんが、『1週間毎日撮影、楽しいからいいでしょ』と言われるとなんか嫌なんですよ。大好きなものを毎日連続で食わされている感じがして。だからメリハリが大事ということに、今更ですが気づかされました。 もちろん収入は減るけれど、みんなの天秤が“お金”よりも“心の平穏”に傾いていったのかなと思います。大人になったんです」 ―以前はハードな企画にも挑戦していました。たとえば「寝たら即帰宅の旅」は今後も続けるのでしょうか。