退任発表から4連勝の中日 立浪和義監督が残り5試合でチームに残したいものとは
◇プロ野球セ・リーグ 中日1-0広島(23日、バンテリンドーム) 中日の立浪和義監督が退任を表明してから4連勝と絶好調な中日。試合後に立浪監督がインタビューに応じました。 【画像】9月23日試合終了時点のセ・リーグ順位表 先発の松木平優太投手が7回1安打無失点の好投で広島打線を封じたことについて、「お互い、点が取れない中で、松木平が非常によく、特に7回に粘ってくれた。1安打も、ポテンヒットのような感じ。前回よりコントロールが良かったのかなと思います」と褒めました。 4番に座ることが多くなった石川昂弥選手が、この日の投手戦を破り、唯一の得点を決めました。「昨日今日と内容はひどかった、ただああいう決めるような1本を打ってくれれば、4番に一番大事なことだとおもうので、のこり5試合、内容も含めていい形でやってもらえるように。3日間ちょうど空きますから、しっかり練習して、残りの試合に備えてもらいたいなと思います」と話しました。 中日は4月の6連勝以来の4連勝。「いやー気分はいいですよね、連勝しますと。この時期ですけど。開幕して間もない頃連勝してからそこまで連勝がなかったということは、まあこれはいけないことですしね。最後まで1戦1戦、今までも全力でやってきたんですけども、なかなか結果は出なかったんですけども、何かいいきっかけにしてもらえたらなと思います」と今後の試合に向けて気持ちを改めました。 今季で退任を発表した立浪監督は残り5試合でチームに残したいことを聞かれると「残したいことって言いましょうか。就任の時からずっと勝ちに対する姿勢であったり、そういうことは言ってきたつもりではあるんですけど、なかなか結果が出てないですから、いろんなことも言われていますけど、もっともっと、とにかくたくましい選手たちになってくれるように最後までやりきりたいなって思います」と締めました。