極右政党が戦後初の第1党に オーストリア国民議会総選挙
ウィーン、オーストリア、9月30日 (AP) ― オーストリア国民議会総選挙の投開票が9月29日行われ、第2次世界大戦後初めて極右政党「自由党」が第1党となった。 元内務相で、2021年から自由党を率いてきた選挙戦略家であるヘルベルト・キクル氏は、首都ウィーンで行われた勝利集会で歓声と拍手で支持者に迎えられた。 同党は、移民とインフレ、ウクライナなどその他の問題に対する有権者の不安をあおり、政権与党である保守党を上回る票を獲得したが、政権を取る可能性は不透明だ。 (日本語翻訳・編集 アフロ)