竹中直人、“短髪”だった中村耕一に親近感抱くも「キレイに伸びるんだってショック」

映画「はじまりの日」（日比遊一監督）の公開初日舞台挨拶が11日、都内で行われ、「JAYWALK」の元ボーカルで歌手の中村耕一（73）が、撮影中に俳優の竹中直人（68）から“往年のネタ”を伝授されたことを明かした。 【画像】竹中直人、“短髪”だった中村耕一に親近感抱くも「キレイに伸びるんだってショック」 同作は、ある事件をきっかけに音楽を封印した伝説のロックスターの再生と、若き歌姫の誕生を描いた音楽ファンタジー。 中村にとっては初主演作で、「ビックリしたのが、映画の世界を初めて体験させてもらって、竹中さんの普段と、カチンコが鳴った瞬間の変わりようが、あまりにギャップが大きすぎた」と竹中のオーラに圧倒されたという。 もともと竹中のファンで、「『JAYWALK』がデビューしたころ、メンバー全員が集まると『竹中さんのあれ見た?』っていう話をしていた時期があった。大好きで、ものすごく光栄だった、共演させてもらえて」と感激しきり。 さらに、「もっと光栄だったのが、目の前で“笑いながら怒る人”をやってくれて、やり方も教えてくれた。最高でした」と竹中との時間を満喫したことを振り返った。 一方、竹中は役者・中村耕一について、「役者の次元じゃないところに存在してくださっていたので、見ていて少年のようで、とても柔らかい空気を出してくれていた。だから、とても居心地が良かった」と回想。続けて、「中村さんは撮影当時、髪の毛が短かったので、短いというか、僕はまぁ…ハゲているんですけど、髪の毛が短い分、親近感を感じていたんですけど、ちゃんとキレイに伸びるんだって、今回それがショック」と自虐を挟んで笑いを誘っていた。