「門司駅遺構」取り壊しに“待った” イコモスが異例の緊急声明 北九州市「記録は保存」 専門家「物理的には“破壊”」
北九州市「計画通り建設進める」
今回建設されるのは、区内に点在している老朽化が進んだ施設を1カ所に集めた利便性の高い複合公共施設だ。 地元住民の意見も「難しい問題。発掘調査もしてほしいし、新しい施設の建設もしてほしいし。でも発掘調査をした方がいいかな」「工事中のままの状態でいるくらいなら、区役所を建てて、いろんな部署が入った方がいい」「場所はすごくいいので、区役所とかが移ってくれたらうれしい」「前の役所もあるし、発掘調査してからでもいいんじゃないのかなというのはあるけど、早く工事をしないとお金がどんどんかかるのかなと思うと…」と複雑なようだ。 北九州市は、テレビ西日本報道部の取材に対し「声明文については内容を確認中」とし、「今後も計画通り建設を進めていく」と回答している。 福岡を代表する人気観光地「門司港レトロ地区」で沸き起こった“遺構”を巡る議論。今後の動きが注目されている。 (テレビ西日本)
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