ヤクルト、オスナとサンタナが複数年契約で残留へ!異例の早期契約合意間近 常勝軍団に欠かせぬ両助っ人
ヤクルトがホセ・オスナ内野手(31)、ドミンゴ・サンタナ外野手(31)と来季以降の契約合意が間近であることが20日、分かった。両外国人選手とも今季が契約最終年。6月中の契約合意は極めて異例で、複数年契約を結ぶとみられる。ともに今季が来日4年目でオスナはリーグトップの37打点、サンタナは同じく打率・314をマーク(20日現在)。常勝軍団を作るためには2人の助っ人は必要不可欠で、球団側が早期に引き留めを図った。 【写真】お立ち台で、サンタナ、オスナと「肩を組んで」のリクエストに、腕が届かず苦戦するヤクルト・小川泰弘 リーグ戦再開前に、何よりの朗報が飛び込んできた。ヤクルトが、オスナ、サンタナと来季以降の契約に関して基本合意間近であることが判明。複数年契約とみられ、両助っ人が残留すればこの上ないプラスであることは間違いない。 ともに来日4年目で、オスナは今季64試合に出場し、クリーンアップを務めることもあるなどリーグトップの37打点を挙げている。サンタナも64試合でリーグトップの打率・314をマーク。浮上を目指すうえで欠かせない存在となっている。 異例の早期契約合意となる。基本、外国人選手はその年の働きぶりを評価されて次年度以降の契約が決まるため、シーズン終盤や終了以降に契約がまとまるケースが多く、交流戦明けの6月中に契約が基本合意となることは極めて異例だ。それだけ、オスナとサンタナの貢献度が高く、他球団からも評価が高い中、ヤクルト球団が最大限の評価をしたといえる。 オスナは野球に対する思いが強いだけではなく、昨季終了後も、家族とともに日本に長期間滞在しており「僕も家族も日本が大好き。長くいても全く問題ない」と日本愛を強調。サンタナも野球に熱心な性格で神宮球場での試合前は必ず早出練習を欠かさず「自分自身の全力を発揮するための準備が必要。当たり前だよ」と明かしてきた。 チームは現在、リーグ5位タイ。首位広島とは6・5ゲーム差だが、縮めるためには両助っ人の活躍が必要で、来季以降強力な打線を維持するためにも不可欠だ。 多くのスワローズファンが待ち望んでいるオスナとサンタナの残留。両助っ人ともに、強いスワローズを築き上げる。