【バドミントン マレーシアオープン】渡辺&東野が中国の若手ペアを下して決勝に進出! 保木&小林、中西&岩永は敗れベスト4
1月13日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(クアラルンプール・Super1000)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本勢は男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目が準決勝を戦い、決勝の切符は混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗がつかんだ。 渡辺/東野は昨年にブレークした中国の蒋振邦(ジャン・ツェンバン)/魏雅欣(ウェイ・ヤーシン)と対戦。第1ゲームは渡辺/東野が12オールから6連続得点で相手を引き離し、21-15で先制する。第2ゲームは9点差をつけられ奪われた渡辺/東野だったが、ファイナルゲームに入ると10オールから再び4連続得点などでリード。最後は渡辺/東野が21-15で制し、決勝進出を果たした。 女子ダブルスは、中西貴映/岩永鈴が準決勝で譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シェンシュ/中国)と激突した。前回対戦した昨年のデンマークOPでは、中西/岩永が勝利。再び白星を手にして決勝に進みたかったが、第1ゲーム序盤にリズムをつかんだのは中国ペア。中西/岩永は流れをつかめず、11-21で落とした。第2ゲームで巻き返しをねらう中西/岩永だったが、ここでも主導権をつかめない。8-4と一度はリードしたものの、中盤以降は相手の連続得点で引き離され16-21で敗戦。決勝に勝ち進めなかった。 男子ダブルスは保木卓朗/小林優吾が、中国の世界ランク1位、王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)との勝負に挑むと、第1ゲームを奪われたものの、第2ゲームは21-19で制してファイナルゲームに持ち込んだ。逆転勝ちをねらう保木/小林だったが、最終ゲームは序盤から5連続失点を喫した保木/小林が、その後もペースを取り戻せずに13-21で敗戦。ベスト4の結果に終わった。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO