髙橋ひかる、木村慧人の女装姿に「“負けた!”と思いました」 FANTASTICSメンバーも称賛
テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『顔に泥を塗る』の取材会が7月7日にテレビ朝日で開催され、主演を務める髙橋ひかるをはじめ、木村慧人、西垣匠、高野洸、さらにメイク監修を務める井手上漠が参加した。 【写真】髙橋ひかる、木村慧人、西垣匠ら撮り下ろしカット(全12枚) 本作は、ヨシカズ原作の同名コミックを実写ドラマ化。自尊心が低めで周りに気を遣ってばかりの主人公・柚原美紅(髙橋ひかる)が、メイクが大好きでギャラリーカフェでアルバイトをする大学生の高倉イヴ(木村慧人)と出会い、キレイなメイクを施してもらったことで、前向きに人生を踏み出していく姿を描く。 髙橋は自身が演じる役について「美紅はあまり自分に自信がないのですが、自信がないことにすら気づいていないという女の子。そんな彼女が、イヴくんと出会うことによって、自分がもっと開放的に生きていいんだと思って、成長して前に進んでいく役なんです」と説明する。 美紅の人生を変えるのが、木村演じるイヴ。ときにはレディースファッションに身を包み女装を楽しむなど、周囲の目を一切気にしない芯の強さを持つ。木村は「とても自分をしっかり持っている役」と述べ、「そんな彼が選択していく力がすごい。このドラマを通じて伝えていければ」と意気込む。 美紅の恋人でエリート弁護士・結城悠久役の西垣は「頭も良くて優しくて完璧な彼氏だったのですが、美紅ちゃんがイヴくんと出会ったことで変わっていくことを受け入れられず、モラハラ男に豹変していくという役。すごく怖い役です」と苦笑い。 美紅や悠久に近づく弁護士・鬼武柊真役の高野は「悠久と同じ弁護士なのですが、まだ謎が多くどんな人なのかを楽しみにしてほしいです」と語っていた。 劇中、木村は女装にも挑戦。その姿に髙橋演じる美紅は魅了される。髙橋は「ビジュアル撮影のとき、初めて女装姿を拝見したのですが、率直に『負けた!』と思いました」と振り返り、「並んで撮影したとき『くぅー』と思うぐらい美しく、所作も素敵だった」と脱帽したという。 そんな髙橋の言葉に木村は「体重を絞ったり、メイク監修の井手上さんに姿勢とかも教えていただいたり、結構頑張って役作りをしました」と準備に抜かりはなかったことを明かすと、「こんな美しい髙橋さんにそんなふうに言ってもらえて、やってよかったなと思いました」と笑顔で語っていた。 女装した自身の姿について木村は「かわいいですね」と照れくさそうに語ると「僕はお母さん似なのですが、ロングにするとさらに似ているなと思いました」と感想を述べる。また自身が所属する「FANTASTICS from EXILE TRIBE」のメンバーにも見せたそうで、「ライブパフォーマンスするときのメイクにウイッグを被った女装姿をメンバーに見せることはあるのですが、今回の女装を見て『やっぱり別人だね。プロのメイク技術ってすごいな』と褒めてもらいました」と報告した。 この日はメイク監修を行った井手上も登壇。キャストたちが普段行っているケアについてのレクチャーが行われるなど、美容についてのトークに花を咲かせていた。
磯部正和