【卓球】落としたゲームわずか『1』日本一連覇の早田ひな「自分に厳しく1日1日」
◇天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会 女子シングルス(28日、東京体育館) 【画像】卓球“Wみゆう”長崎・木原ペアが涙の全日本初V 全日本卓球選手権は28日、女子シングルス決勝が行われ、早田ひな選手(日本生命)が張本美和選手(木下アカデミー)を4―0で下し、3度目の日本一に輝きました。 今大会中、落としたゲーム数はわずか『1』。圧巻の強さを見せた早田選手ですが、今回は参戦したのは女子シングルスのみ。 「自分自身、出られたら出たいという気持ちはあったんですけど、今大会は1種目(シングルス)。絶対優勝して、優勝しているきらきらした笑顔を自分自身でつかみたいと思っていたので、それをかなえることができてよかった」 有言実行で優勝した早田選手は、決勝を「(昨年)11月の選考会で2-4で負けていたので、決勝の舞台を、精いっぱい楽しんでチャレンジャーの気持ちで頑張ろう」と臨んだといいます。 この大会で、およそ2年間にわたるパリ五輪代表選考の戦いは終了。自身の力でパリ五輪シングルス代表の権利をつかみ取りました。「パリ五輪に出るだけじゃなくて、パリ五輪で金メダルを取るためにどうしていくかと言うことを考えて行動したり、すべてのことに気をつけて毎日生活していた。卓球も人としてもすごく成長した2年間だった」と振り返りました。 夢舞台まで半年、「自分に厳しく1日1日を過ごしていきたい」と語った早田選手。“日本一”の称号を手に、パリの地でメダルを狙います。 【今大会の試合成績】 4回戦 vs 竹前裕美子 4-0(11-3、11-7、11-3、11-6) 5回戦 vs 原芽衣 4-0(11-5、11-1、11-2、11-8) 6回戦 vs 芝田沙季 4-1(11-7、6-11、15-13、12-10、11-5) 準々決勝 vs 長崎美柚 4-0(11-8、11-7、11-8、11-6) 準決勝 vs 赤江夏星 4-0(11-9、11-5、11-6、11-4) 決勝 vs 張本美和 4-0(11-9、11-9、11-6、11-7)