三菱「新型パジェロ」登場へ!? 6年ぶり復活の「伝説的4WD」が早速好評!? 「どういうパジェロ」なら“現代”で受け入れられるのか
新型「パジェロ」に欲しいパワートレインは「ディーゼル」がダントツ人気!
「パジェロ」は、1980年代から2000年代初頭にかけ、三菱自動車工業(以下、三菱)の一時代を築き上げた四輪駆動車ブランドでしたが、2021年に惜しまれつつ国内外の販売を終えてしまいました。 今では絶版ブランドとなったパジェロですが、2026年度にも復活するとの報道が一部新聞などからあがっており、にわかに注目を集めています。実現すればおよそ5年から6年ぶりの復活となる同車ですが、ユーザーは「どのような新型パジェロ」を求めているのでしょうか。 【画像】めちゃカッコいい! 三菱「次期型パジェロ!?」を画像で見る(30枚以上)
パジェロは、三菱が1982年に発売した四輪駆動車です。 それまで四輪駆動車といえば、軍用車に代表される質実剛健な実用車のイメージが強かったなか、パジェロはレジャーに用いる一般ユーザーも対象としたことから、アウトドアやスキーブームの時代背景ともマッチ。好景気ななかで、大ヒット作となっています。 また、世界一厳しいといわれる環境下でおこなわれるモータースポーツ「パリ・ダカールラリー」でもたびたび優勝するなど、モータースポーツでの活躍も話題となりました。 初代以来4世代にわたって販売を続けたパジェロでしたが、前述の通り2021年に販売を終了し現在に至っています。 そんなパジェロが復活するとの噂に対し、ユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。アンケートを実施してみました。 「もしパジェロが復活するなら欲しいですか?」という質問には、回答者の92%が「欲しい」と回答しており、その車名だけで欲しいと思えるほどの強いブランドであることがうかがえます。 そして「新型パジェロで欲しいパワートレインは何ですか」という質問(選択式・複数回答可)では、「ディーゼル車」が80.8%とダントツの1位でした。 本格四輪駆動車は大柄で重量級なため、低速から粘り強い出力特性を持ち、高速域で燃費が良いディーゼル車は古くから多くのユーザーから好まれていました。 例えば4代目パジェロで販売の主力も、モデル途中から追加されたクリーンディーゼルエンジン車で、2019年登場の最終仕様「パジェロ ファイナルエディション」などは、そもそもディーゼルのみの設定となっています。 今も、パジェロと聞くとディーゼル車のイメージが根強いことがわかります。 アンケートでは、「ガソリンもしくはディーゼルのハイブリッド車」(45.2%)、「プラグインハイブリッド車(PHEV)」(43.8%)と続いており、電動モデルへのニーズもみられます。 これもディーゼル同様、低燃費で効率的なクルマを求めるニーズがあるとみられます。 また三菱は、アウトランダーなどSUVでPHEVモデルを展開していることから、そうしたイメージをパジェロに重ねている人が少なくないともいえるでしょう。 その他の回答では、ガソリン車が31.5%ある一方で、燃料電池自動車(FCEV)は6.8%、電気自動車(EV)は5.5%と低く、パジェロのような四輪駆動車に、100%電動車の導入は時期尚早と捉えられているようです。 ※ ※ ※ パジェロ復活の報道に関し、三菱からの公式発表は一切ありません。 しかし既にSNSなどでは大いに盛り上がりをみせており、正式な登場を楽しみに待ちたいところです。
くるまのニュース編集部