弟子がパリ五輪代表候補に選出、師匠のG1レーサー佐藤友和もワンツー決め笑顔「自分も頑張ります」/全プロ記念競輪
高知競輪場の「全プロ記念競輪(F2)」が25日に開幕。3Rの選抜に出場した佐藤友和(41歳・岩手=88期)に話を聞いた。 佐藤友和が自らのタテ脚でピンチを脱した。目標の小松崎大地が被ってしまう苦しい展開になると、自ら車を外に持ち出し、まくり気味に踏み上げて後ろの新山将史とワンツーを決めた。 レースの振り返りを終えると、今度はパリ五輪代表候補に選出された弟子の中野慎詞(24歳・岩手=121期)の話題に。すると一段と柔らかい表情になり「良かったです。ホッとしました。ダメだったらどう声をかけていいかわからなかったので(笑)」と語った。 「選ばれた以上はぜひ頑張ってもらいたいですけど、とにかく気負わず楽しんでほしいなって思います。(自身が出場できそうな)オールスターと日程が重なりそうなので現地に応援に行くことはできないんですけど、自分は自分でしっかり頑張りたいと思います」 弟子の活躍が好調の要因の一つになっているのかもしれない。(netkeirin特派員)