【NFL】QBラブにとってシーズン残り10試合は“とても重要”だとパッカーズGMグーテクンスト
グリーンベイ・パッカーズはクオーターバック(QB)ジョーダン・ラブ時代の最初の7試合でジェットコースターのような日々を過ごしている。チーム全体が苦戦する一方で、先発1年目のラブは少し良いシーンを見せてくれることもある。2020年NFLドラフト1巡目でラブを指名したパッカーズのジェネラルマネジャー(GM)ブライアン・グーテクンストは、現地1日(水)、QBの苦戦はオフェンス全体の低迷したスタートを象徴していると語った。
グーテクンストは記者団に対し「オフェンス全体がそうであるように、少しアップダウンがある。オフェンス全体が未完成なんだ。試合の後半には、特にいいプレーが垣間見えたが、スタートはあまりよくない」とコメントし、こうつけ加えている。
「チーム全体としてはやるべきことがたくさんあると思うけれど、同時に彼らはそのプロセスに全力を注いでいると思う。より良い結果が出ることを期待している」
パッカーズのオフェンスは、7試合を通してスロースタートが特徴となっている。日曜日にミネソタ・バイキングスに敗れた試合では前半で3点しかあげていない。今季のパッカーズは、前半の得点が1試合平均わずか4.1点(NFL最少)で、5試合連続で前半2クオーターでタッチダウンをあげられていない。
パッカーズは4連敗を喫して今シーズン2勝5敗となった。ラブは最初の2試合でターンオーバーを免れていたが、その後、5試合連続で最低1回、合計8回のインターセプトを喫している。
「残すところ10試合だ。とても重要な10試合になる」と話すグーテクンストは、次のように続ける。
「彼は本当にいいところをたくさん見せてきたと思う。逆境に立ち向かい、チームを率いている姿は本当に素晴らしい。チームとしてもっと良くなっていかなければならないし、次の10試合でそうなることを期待している。われわれが経験しているのは、自分たちが直面すると分かっていたものだ。私たちが望むような結果は得られていないが、みんなが物事に対応している姿は気に入っている」