神田伯山 重大ミスのイベントスタッフに激高「素人だわ」「二度とやりません」
講談師の神田伯山が27日放送のTBSラジオ「問わず語りの神田伯山」に出演。トークショーのスタッフの〝ミス〟にブチギレした。 伯山は24日に行われた、プロレス関連のトークショーに言及。「おかげさまで、大盛況で終わりました」としつつ「ただ運営スタッフがクソ過ぎたので、二度とやりません」と言い切った。 理由について、「シリアスなメールが届いた」としてその文章を音読した。それはトークショーに来た男性客からのもので、講談のコーナーで、初めて伯山の話芸を聞き「引き込まれた」としたが、背後からスタッフの物音がはっきり聞こえ「現実に引き戻された」と落胆。「この先二度と講談にはいきません」と悲痛に訴えた。 伯山は「申し訳ございませんでした!」と大声で謝罪。「お金払うっていうのはさ、その間だけでも夢を買うっていうかさ、現実の空間から吹っ飛ばされて、何か体験しに行くみたいなことにみんなお金を払ってるわけで、講談だったらより静寂が大事。静かな、物音一つしない、そこにお金を払っていて、『話に世界に入って…あっという間に40分』みたいな、そういうのを体験したくてお金を払ってるにもかかわらず、音がすることによって悪気はなくても、それですべてを潰されてしまう」と差出人の声を代弁した。 さらに、この男性客以外にも苦情のメールが寄せられたといい「だから、申し訳ないなと思うと同時に、スタッフさんにもう一回だけ言うけど、演芸とかそんな知らないんだろうね。一生懸命仕事してても、お客様が静寂を楽しみにしてるとか(知らない)。正直ぶっちゃけて言うと素人の方だったんですよ。テレビ関係のやつで、ちょっと何か肌がガングロ系なのよ。港区でキャバクラで遊んでます、みたいな。その時点で『うわ…』と思ったんだけど、演芸が初心者なんだね」と裏事情を語った。 そのスタッフを「一生懸命やってたと思う」とフォローもしたが「だけど、なんかわかんないけど、俺文化系で一生懸命やってしくじるよりも、港区系でしくじるやつのほうが嫌いなんだよ」とバッサリ。「だから分かったことは、『素人とやるもんじゃないな』っていう。その人たちは優秀なんだよ、メディアにおいては。でも、演芸においてはクソだわ。素人だわ」と罵った。
東スポWEB