CS準々決勝　キングス―A東京　準決勝進出を決め喜ぶジャック・クーリー（右から2人目）らキングスの選手たち＝13日、東京都の有明コロシアム（小川昌宏撮影）

　プロバスケットボールBリーグ1部の年間王者を決めるチャンピオンシップ（CS）のクオーターファイナル（QF、準々決勝）が13日、各地で行われた。琉球ゴールデンキングス（西地区2位）は東京都の有明コロシアムでアルバルク東京（東地区2位）と第3戦を戦い、58ー57で勝利し、準決勝進出を決めた。 【写真】喜びを爆発させるキングスの選手ら

　前半は互いの堅守が決まり、なかなか得点が伸びなかった。その中でも岸本隆一が2本の3点弾を決めるなど第2クオーターだけで10得点を挙げる活躍などで32ー29で折り返す。 　後半に入るとA東京の連続得点などで逆転されるも、今村佳太の3点弾などで追い付くと、小野寺祥太がスチールから速攻を決めて再逆転。 　その後も互いに得点する展開が続くがキングスはリードを許さなかった。だが、A東京の3点弾とファウルのワンショットの4点プレーによって同点に並ぶ。最後はアレン・ダーラムがフリースロー1本決め、貴重な1点差を守り切った。 　キングスはセミファイナルで宇都宮ブレックス―千葉ジェッツの勝者と対戦する。