140人の武者行列…姶良で13世紀起源の帖佐神社浜下り
鹿児島県姶良市の無形民俗文化財「帖佐八幡神社浜下り」が3日あり、約140人の武者行列が青空の下、約5キロのコースを堂々と練り歩いた。 「じめさあ」はメークの流行に敏感? 今年はピンク基調でかわいく華やかに 鹿児島市で恒例の石像化粧直し〈歴代メークのスライドショーあり〉
13世紀に京都から帖佐に下向した平山了清一族の苦労をしのぶみこし巡行神事が起源とされ、保存会と帖佐校区コミュニティ協議会主催。帖佐稲荷神社で神事と開会式を行って、甲冑(かっちゅう)や陣羽織姿の行列がスタートし、松原たいこ公園をへて、御門神社に到着した。 帖佐小4年の柳迫心音さん(10)は「暑くて足が痛かったけど友達としゃべりながら歩いて楽しかった」。保存会の中原浩二会長(72)は「無事に終われてよかった。今後もしっかり継承していきたい」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島
【関連記事】
- 鹿児島城の象徴だった御角櫓いつまであった? 西南戦争直後の絵図に焼失時期の定説覆す書き込み 史料から迫る歴史の実像「没後100年 松方正義」特別展 あす4日まで黎明館
- 科学で分かった「これはトイレだ!」 700年前の土坑を分析したら出るわ出るわ…ダイコン、ヤマモモ、巻き貝、回虫 阿久根・諏訪ノ前遺跡
- 日本初の衆院解散「伝家の宝刀」抜いたのは薩摩出身・松方正義 同郷の大臣暴言引き金に議会空転 「もはや時機切迫に立ち至り最後の手段を」…書簡ににじむ苦渋の決意 黎明館に展示中
- 母の叫び声が聞こえた。空襲だった。庭木の枝が飛び散り、柱や壁に爆弾の破片が突き刺さった。火の粉の中で父はかやぶき屋根に上って、母が下から投げ上げる濡れた衣類で類焼を防いだ【証言 語り継ぐ戦争】
- 「じめさあ」はメークの流行に敏感? 今年はピンク基調でかわいく華やかに 鹿児島市で恒例の石像化粧直し〈歴代メークのスライドショーあり〉