イスラエル軍、ガザ地区北部の学校を空爆 17人死亡
日テレNEWS NNN
パレスチナ自治区ガザ地区の北部で3日、避難所となっていた学校にイスラエル軍の空爆があり17人が死亡しました。 イスラエル軍は3日、ガザ地区北部ガザ市にある学校を空爆したと発表しました。イスラエル側は学校がハマスの隠れ家や武器の製造に使われていたとし、攻撃の前に市民に危害を加えないための措置をとったと主張しています。 一方、パレスチナメディアはこの学校は避難所となっていて、攻撃を受けて救急隊員らがけが人を救助している最中にも再び攻撃があり、少なくとも17人が死亡、60人以上がケガをしたと伝えています。 こうした中、AP通信はイスラエル代表団が停戦に向けた交渉のためエジプトを訪問したものの、何の進展もなく数時間で帰国したと報じました。イスラム組織ハマスの指導者ハニヤ氏が殺害されて以降緊張が高まっていて、合意に達する可能性は低くなっているとみられています。 一方、イスラエル軍はレバノン南部にある武装組織ヒズボラの軍事拠点にも空爆を行ったと発表しました。 ヒズボラもイスラエル側に複数のロケット弾を発射していて、ヒズボラ幹部の殺害を受け緊張が高まる中、アメリカやイギリスなどは自国民に対しレバノンからの退避を呼びかけています。