フォスター・ザ・ピープル、70年代後半の音楽をクロスオーバーさせた新作の国内盤CDがリリース
RIAAダイヤモンド認定のマルチ・プラチナ・グループ、フォスター・ザ・ピープル(Foster The People)が、アトランティック・レコード・デビューを果たし、7年ぶりの最新アルバム『Paradise State Of Mind / パラダイス・ステイト・オブ・マインド』の国内盤CDを8月21日(水)にリリースしています。(輸入盤CDは8月23日[金]にリリース / デジタル配信は2024年8月16日) 英ロンドンと米ロサンゼルスのスタジオ(ザ・ビーチ・ボーイズが『ペット・サウンズ』をレコーディングしたイースト・ウェスト・スタジオ“スタジオ3”)で制作された4thスタジオ・アルバム『Paradise State Of Mind』には、ゆっくりとしたテンポでどこか懐かしさや、少しだけ涼しさを表現した「Chasing Low Vibrations」、フロントマンのMark Fosterとバンド・メイトのIsom Innisが共同プロデュースした、蒸し暑い夏を爽やかにさせる「Take Me Back」、宇宙的にキャッチーな1stシングルの「Lost In Space」などを収録。 Mark Fosterは「このアルバムは、70年代後半のディスコ、ファンク、ゴスペル、ジャズ、それらすべての音のクロス・オーバーであり、Nile Rogers(ナイル・ロジャース)やChic(シック)、Tom Tom Club(トム・トム・クラブ)やGiorgio Moroder(ジョルジオ・モロダー)のようなアーティストたちの世界に飛び込み、彼らが何をしていたのかを知りこのアルバムを制作しました。70年代の大不況、ベトナム戦争後の政治的混乱、その他の大きな緊張など、その時代が音楽的、社会的に今の時代と類似していることも考えていました。でも、音楽を通して喜びの表現が起こっているのを目の当たりにして、私は喜びを反抗の行為として考えるようになりました」とコメント。 また、「このアルバムで一番トリッキーだったのは、自分の身に起こっていることを正直に書こうとしたことだと思います。というのも、私にとって、希望がこの作品全体の核であり続けることが本当に重要だったからです。人々にも私にも希望が必要です。そして、希望とは何かを考えるとき、それは、自分の周りの闇や現実を十分に認めながら、より良くなると思える何かに向かって歩む勇気を持つことだと思うのです。それが、このアルバムに臨むにあたっての目標であり、難しいことでした。メッセージはメロディーの中に隠れています」と語っています。 アルバムのアートワークは、ブルックリンを拠点とする有名なアーティスト、Matt Hanselがパネルに描いた油絵で、心の中にあるさまざまな空間の本質をとらえたもの。それぞれの空間は現在の状態を表し、まったく異なる感覚を持つかもしれない別の空間へとつながっています。 なお、国内盤CD購入限定特典も決定。栞としてもiPhoneケースに挟んでも使えるサイズのアクリルカードが付属します。(※特典はなくなり次第終了)