朝の生放送『モラハラクッキング』に賛否 「加害性を矮小化してる」「めちゃくちゃ面白かった」
かつて料理人で元お笑いコンビ「和牛」の水田信二(44)が5日、TBS系朝のバラエティー番組「ラヴィット!」にスタジオ生出演。料理の腕前を午前8時から生放送で披露したが、その企画の形が賛否を呼んだ。 ◆温度差えげつない…「和牛」解散で吉本興業が発表した2人のコメント【写真】 水田は料理の腕がさらに上がったとして、特製コロッケを実演調理。冒頭からスタッフに小声でなにか指摘する場面があり、MC川島明から「下に高圧的なのやめてください」と冗談めかして注意された。 だが使用する材料の特徴を説明するときも、強めの口調でトーク。ひな壇に座る出演者からの質問にも、威圧的にトゲがある返しをし続けたため、川島が「これは、もう水田信二の『モラハラクッキング』ということで。そういうタイトルにしてください」「おしゃべりクッキングとは違うもん。質問したら怒られる」と提案し、笑いを誘った。 その後も、同じような上から目線トークが続き、とうとう番組のテロップが「水田信二のモラハラ!?クッキング」に変更。水田は「モラハラクッキングのテロップなおしてもらっていいですか」「Tverの時に直して」と要求していた。 最後の方では、水田の優しさにも焦点があてられ「不器用クッキング」という表現も出て、フォローされる場面もあったが、終始「モラハラ」を強調した演出がされた。 Xでは同日朝、「モラハラクッキング」がトレンド入り。ネット上では演出を面白がる「最高」「めちゃくちゃ面白かった」「笑いが止まらない」といった好反応があがった一方で、「水田があんな態度でやったらリアルすぎる」「加害性を矮小(わいしょう)化してる」「モラハラを茶化しちゃダメ」といった否定的な声があがり、ネット上で議論が広がり、注目を集めていた。
中日スポーツ