新型アストンマーティン ヴァンテージ登場!!! ポルシェ911ターボ打倒へパワーアップ!!!
DB12風のフロントまわりにも注目! 【写真を見る】新型ヴァンテージの内外装(29枚)
大幅性能アップ!
2月12日、アストンマーティンは、大幅改良を受けた新しい「ヴァンテージ」を発表した。 目玉はメルセデスAMG由来の4.0リッターV型8気筒ガソリンターボエンジンの大幅なパワーアップだ。圧縮比や冷却まわり、ターボチャージャーなどに手がくわえられたという。 結果、665psの最高出力と800Nmの最大トルクを発揮。従来と比べ、それぞれ155ps&115Nm向上した。組み合わされるトランスミッションはZF製の8ATで、最高速度は325km/hに達する。 アルミニウムを多用したシャシーも見直され、剛性が大幅に高まった。足まわりでは、新しいアダプティブダンパー採用によって乗り心地とハンドリングが向上。タイヤはミシュランの「パイロット スポーツS 5」を履く。21インチの鍛造アルミホイールはデザインが一新された。 エクステリアでは全幅を30mm拡大。フロントまわりは「One-77」からインスピレーションを得たというデザインに変更されたが、最新の「DB12」をも彷彿とさせる。ドアハンドルは格納式で、ドアミラーはフレームレスデザインを採用。フロントグリルのサイズは、これまでより38%も拡大された。 インテリアは、10.25インチのタッチスクリーンをインパネ上部に設置。スマートフォンミラーリング機能はワイヤレスでも対応する。インフォテインメントシステムはアストンマーティン独自開発の最新タイプを搭載した。センターコンソールには使用頻度の高い、エアコンの温度調整用やドライブモードの切り替えスイッチなどが並ぶ。 新型ヴァンテージの納車は、今年の第2四半期からスタート。日本仕様の詳細は、2月13日に明かされる。
文と編集・稲垣邦康(GQ)