「神様!」「お見事!!」“ボール1個差”で勝負アリ!立川アスレティックFC・南雲颯太の絶妙シュート|フットサル
【Fリーグ】名古屋オーシャンズ 2-2 立川アスレティックFC(10月20日/パロマ瑞穂アリーナ) 【映像】「2028年W杯へ、自分らしく」日本代表初選出・南雲颯太の覚悟 立川随一の“フットサルマスター”南雲颯太が、絶対王者・名古屋を相手に、冷静沈着な技アリ同点弾を決めて見せた。前節、週間MVPに輝いたGK田淵広史の壁をすり抜けるシュートに、ファン・サポーターも「神様!」「お見事!」と沸き立っている。
腕と足の隙間を貫く、正確な一撃
10月24日に放送された『Fリーグダイジィスト』に、Fリーグ試合実況を務める福田悠と長谷川ゆうの“Wゆう”コンビが登場。18日から20日にかけて行われた、F1、F2、そして女子Fリーグの熱戦を振り返った。 番組内のプレー深掘りコーナー「長谷川ゆうの『どーゆーこと?』」では、20日にパロマ瑞穂アリーナにて行われた、名古屋と立川の一戦をピックアップ。第2ピリオド30分に南雲颯太が決めた同点ゴールに焦点を当て、長谷川は「GKとの1対1ってどうやって決めるの?」と、“GKライター”の異名をもつ福田に問いかけた。 福田はまず、相手のロングパスの落下地点を読みボールを奪って中央に持ち運んだ上村充哉の動きに触れ、「名古屋のディフェンスを引きつけたことで、左サイドにいた南雲がフリーになった」と解説した。なお、上村はこの日1ゴール1アシストを決め、週間ベスト5に選出されている。 そして注目の南雲のゴールシーンに関しては、パスを受け一度内側にトラップしている点について、「元いた場所で打つよりもコースが広がる。上村選手の動きによって生まれたメリットを生かせている」とコメント。 また、名古屋のGK田淵が広げた右腕と、折りたたんだ右足の間を貫くシュートコースにも着目し「グラウンダーだと止められてしまうが、ボール1個分浮かせて打っている。そこが決め手」と、南雲の判断力と技術の高さに称賛を送った。