新潟県内の公務員に冬のボーナス、県の一般職員平均86万1700円で6・9%アップ
新潟県内の公務員に12月10日、冬のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。県の一般職員の平均額は86万1700円(平均年齢45歳0カ月)で、2023年冬に比べ6・9%、5万5900円増えた。2010年度以降、最大の増加率。県の財政危機を受けたボーナスの臨時的削減が23年に終わり、県人事委員会の勧告に基づき支給割合を0・05カ月引き上げたことが影響した。冬のボーナスの増額は2年連続。 【表】県人事委員会勧告による年収への影響額 花角英世知事は2023年冬から71万2936円増の315万5200円だった。 一般職員2万7937人、特別職61人を合わせた支給総額は241億9559万円で、2023年冬に比べ12億2424万円(5・3%)増えた。 また人事委員会の勧告に基づき、年間支給月数を0・10カ月引き上げる条例案を開会中の新潟県議会12月定例会で審議しており、可決されれば、増額分が別に支給される。