【長崎】諏訪っ子くんちフェスティバルに歓声
NCC長崎文化放送
長崎市立諏訪小学校で「諏訪っ子くんちフェスティバル」が開かれました。 全校児童417人が参加した「諏訪っ子くんちフェスティバル」。 【写真】諏訪っ子くんちフェスティバルに歓声
トップバッターは小学1・2年生。カラフルな傘鉾を始めとする演し物、「まつりだ、わっしょい!長崎ばんざい!」で、盛り上げました。 そのあと登場したのは3年生から6年生。6つの演し物に分かれ、5回の稽古を経て本番を迎えました。 まずは、万屋町から指導を受けた「鯨の潮吹き」。 「ヨッシリヨイサ」の声が運動場中にこだまし、会場を沸かせます。 鯨の潮吹き長采・古澤瑠々花さん(6年): 「皆がテントの中から立って応援してくれているところが印象に残っていて、いい思い出になりました」 指導したのは、長采を務めた古澤瑠々花さんの父、健太郎さんです。 鯨の潮吹きを指導・古澤健太郎さん: 「(Q.今日の演技について)もう完璧ですよ。よく出来てました。何も言うことはないです」 続いては、可愛らしい七福神が登場する「寶船」。七福神が華やかに舞い、根曳も船をかっこよく曳き回します。 七福神・寿老人・山根千裕さん(4年): 「ちょっと間違えそうなところはあったけど、結局は楽しかったので良かったと思いました。くんちはとても素晴らしいものなので、伝統を守っていきたいと思います」 次は「川船」。今回初めて網打船頭を務める藤原龍臣さん(6年)が網を大きく広げ…緊張のなか、堂々とした網打ちを見せると、根曳も負けじと力強い船回しを見せます。見守るのは、今年の踊町「麹屋町」の皆さんです。 麹屋町長采・山本泰弘さん: 「演技見た限りは練習以上の成果が出たと思います。こっちの方が元気もらいました」 龍踊は、金色の玉を追いかける3体の龍が、大人に負けず劣らずの速さと勇ましさで駆け回りました。 近金世麗さん(6年): 「仲間と楽しく過ごせてよかったです。この経験を中学校でも生かして、皆と仲良く過ごせたらいいなと思います」 続いては銅座町が指導した南蛮船。異国情緒あふれる船が、勢いよく回る姿は迫力満点。全力で取り組んだ児童たちの目には涙も…。 近藤安穏さん(6年)(南蛮船・長采): 「きょうの本番ではとても皆楽しめて本気で出来たので、とても良かったと思いますし、私も最後の諏訪っ子くんちなので、南蛮船で良かったなと思います」 「家族で昔からくんちを愛しているので、これからも毎年見に行ったり、応援したりしたいと思います。(Q.何点満点?)300億満点!」最後は、今年のくんちを熱く盛り上げた担ぎもの、「鯱太鼓」。秋空の真っ青な空に放った山車を片手で受け止めると、観客から大きな拍手が沸き起こりました。 古澤慧人さん(6年)(鯱太鼓の長采): 「練習始まった時は、順番もバラバラだし、声も全然出てなかったから、どうなるかなと思ったんですけど、本番では素晴らしい演技が出来て良かったです。 (Q.今日の演技は何点?)100点です!」 大盛り上がりのフィナーレを迎えた諏訪っ子くんち。会場には、終始子どもたちの元気な声が響き渡り、拍手と笑顔であふれました。
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