自民党の「偽装非公認」報道にネット怒り「反省してない」「腐ってる」 野党も批判「これぞほんとの裏金」
共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が23日、自民党が裏金問題で非公認となった候補が代表を務める党支部にも、党本部から政党助成金2000万円を振り込んでいたと報道。ネット上では「偽装非公認」などと批判の声が多数上がり、立憲民主党の小沢一郎氏(82)や辻元清美氏(64)も、自民党の石破茂新総裁(67)に対して批判を強めた。 【写真あり】石破首相は“恒例”福島スタート 能登含めた被災地支援&物価高騰対策アピール 報道を受け、自民の森山裕幹事長は「党勢拡大のため活動していただきたいという趣旨で支給した」とのコメントを発表。候補者本人に支給したものではないとの認識を示している。 しかしこれを受けてネット上では「偽装非公認」などのワードがトレンド入り。「国民をなめている」「これはダメだろ」「自民党はまったく反省していない」「処分したことと矛盾する行為」「あまりに腐ってる」など批判の声が渦巻いた。 野党からも批判が噴出。立民の小沢氏は自身のXで「非公認なんて完全な偽装。助成金は税金。結局、自民党は何も反省していないということ」「これぞまさしくほんとの『裏金』。原資は税金」「何のための非公認だったのか?完全に有権者を欺く行為」などと怒り。辻元氏も自身のXで「信じられない。これじゃまるで『偽装非公認』ではないですか。国民を欺いていることになりますよ、石破さん。やっぱり、反省はポーズだったんですね。ここまで自民党が社会の常識からかけ離れてるとはあきれ果てます」などと憤った。 また、国民民主党代表の玉木雄一郎氏も、森山幹事長のコメントを受け「詭弁である」と一刀両断。「こんな『ステルス公認』みたいなことをやって自民党には全く反省の姿勢が見えない。自民党には公約の『ルールを守る。』を守ってもらいたい」などとした。